2904 例の緊急消化管手術後の死亡率と術後ケア経路: 地域住民を基にしたコホート研究

Mortality and postoperative care pathways after emergency gastrointestinal surgery in 2904 patients: a population-based cohort study
Br. J. Anaesth. (2014) doi: 10.1093/bja/aet487 published online: February 10, 2014 Vester?Andersen M, et al.

・緊急主要消化管(GI)手術は死亡と術後合併症の相当なリスクを伴っている。合併症の有効な管理と術後ケアの適切な組織化は、転帰を改善する可能性がある。後者の重要性は、緊急 GI 手術患者ではあまり明らかにされていない。著者らは、死亡率データを提示し、緊急 GI 術後に利用された術後ケア経路を評価することを目的とした。

・デンマークの 6 首都圏の病院から前向きに収集したデータを用いた地域住民ベースのコホート研究である。著者らは、2009 年 1 月 1 日~ 2010 年 12 月 31 日に主要消化管の開腹術や腹腔鏡手術を受けた 2904 人の患者を対象とした。主要評価項目は、30 日死亡であった。

・合計 538 人の患者[18.5%、95%信頼区間(CI) :17.1-19.9]は、手術後 30 日以内に死亡した。全患者のうち、84.2% の患者が術後に一般病棟で治療され、30 日死亡率は 14.3% であり、4.8% は、滞在期間の中央値 2日(四分位範囲 1-6)の後に、集中治療室(ICU)に入室した。「一般病棟への入院」と比較した場合、「ICU 入室前に一般病棟へ入院」、「術後に ICU へ入室」は、独立して 30 日死亡率と関連していた;;オッズ比は、それぞれ 5.45(95% CI :3.48-8.56)と 3.27(95 % CI: 2.45-4.36)であった。

・緊急主要 GI 手術患者の死亡率は依然として高いままである。手術直後に適切なレベルのケアに患者を割り当てないと、術後の高い死亡率の一因となる可能性がある。今後の研究では、緊急 GI 手術のリスク層別化の改善と、異なる術後ケア経路の効果を評価することに焦点を当てる必要がある。

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