ケタミンとマグネシウムの併用は側弯症手術後のモルヒネ使用量を減少させる

Ketamine and magnesium association reduces morphine consumption after scoliosis surgery: prospective randomised double-blind study
Acta Anaesthesiologica Scandinavica first published online: 17 MAR 2014 DOI: 10.1111/aas.12304
Jabbour HJ, et al.

マグネシウム28.png・脊椎側弯症修復術は高度の術後疼痛を伴う主要な整形外科手術である。ケタミンとマグネシウムは、モルヒネ節約効果のある薬物としての有効性が確立している。著者らの目的は、側弯症の手術中に、ケタミン単独と比べてマグネシウムとケタミンの同時投与のモルヒネ節約効果を評価することであった。

・後方インツルメンテーション予定の 50 人の患者が前向き二重盲式試験で無作為化された。(K+Mg)群は、導入後、ケタミン 0.2 mg/kg、マグネシウム 50 mg/kg を静脈内(IV)ボーラス投与され、引き続き抜管時まで、ケタミン(0.15mg/kg/hr)とマグネシウム(8mg/kg/hr)の持続注入を受けた。(K)群は、同量のケタミンと生理食塩水のボーラス投与と持続注入を受けた。全患者は、患者管理鎮痛ポンプを介して投与した静脈内モルヒネを含むマルチモーダル鎮痛を受けた。術後 48 時間まで、モルヒネ消費量、視覚的アナログスケール(VAS)による疼痛スコア、副作用の発生を追跡された。睡眠の質と患者満足度も経過追跡された。P<0.05 をもって統計学的に有意とみなした。

・術後 4、8、??12、18、30、36、48 時間の平均の累積モルヒネ消費量は、(K)群と比較しての(K+Mg)群の方が有意に少なかった。術後モルヒネ消費量の相対差は、29.5% だった:(K+Mg)群 51.53mg vs (K)群 73.16mg。 VAS スコアは両群間で統計的に差はなかった。しかし、手術初日夜の睡眠の質と満足度スコアは(K+Mg)群で有意に良好であった(それぞれ、P=0.027 と P=0.016)。

・ケタミンとマグネシウムの同時投与は、脊柱側弯症手術後のモルヒネ消費量を低減する。それは、良好な睡眠の質を提供し、患者の満足度を向上させるようだ。

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