食道癌手術を受ける患者で術後急性腎傷害のリクスク因子

Risk Factors of Postoperative Acute Kidney Injury in Patients Undergoing Esophageal Cancer Surgery
Journal of Cardiothoracic and Vascular Anesthesia published online 28 March 2014. Lee EH, et al.

・本研究の目的は、食道癌手術を受ける患者で術後急性腎障害(AKI)のための周術期の危険因子を同定することであった。

・三次医療大学病院で、2005 年 1 月から 2012 年 4 月までに待機的食道癌??手術を受けた一連の全ての??成人患者(N=595)を対象とした前向きに収集された医療データの後ろ向き分析である。AKI は、食道癌術後 48 時間以内の血清クレアチニンの変化に基づいて、AKI ネットワーク基準によって定義された。周術期変数と AKI との関係は、多変量ロジスティック回帰を用いて評価した。

・術後 AKI は 210(35.3%)人の患者で発生した。AKI の危険因子には、肥満指数(オッズ比[OR]1.07、95%信頼区間[CI] 1.01-1.14)、術前血清アルブミン値(OR 0.52、95% CI 0.33-0.84)、アンギオテンシン変換酵素阻害剤またはアンジオテンシン受容体拮抗剤(OR 1.35、95 %信頼区間1.05-1.75)の使用、術中膠質液点滴(OR 1.11、95 %信頼区間1.06-1.18)、術後 2 日目の C 反応性タンパク質(OR 1.05、95 %信頼区間を1.01-1.09)であった。術後 AKI は在院期間の延長と関連していた。

・術後 AKI は食道癌手術を受ける患者ではよく見られる。AKI の危険因子を有する患者においては綿密な評価とモニタリングが行われてしかるべきである。

[!]:食道癌手術患者の 1/3 以上に急性腎障害が発生したと!?なんとリスクの高い手術なんだろう。心臓手術以上じゃないか?

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