幼小児でミラー・ブレードは、本当にマッキントッシュ・ブレードよりも良好な喉頭鏡視野と挿管条件を提供す

Does the Miller blade truly provide a better laryngoscopic view and intubating conditions than the Macintosh blade in small children?
Pediatric Anesthesia first published online: 2 APR 2014 DOI: 10.1111/pan.12394 Varghese E, et al.

・小児麻酔の文献では、ミラーブレードがより一般的に推奨されているが、幼小児の喉頭鏡検査ではミラーとマッキントッシュの両ブレードが広く使用されている。本研究の目的は、全身麻酔下の小児で、ミラーとマッキントッシュ・ブレードで、喉頭鏡視野と、挿管の容易さと成功率を比較することであった。

・月齢 1ヶ月~24ヶ月の幼小児 120 人は、麻酔導入と筋弛緩に引き続いて、まず、ミラーかマッキトッシュ・ブレードによる喉頭展開にクロスオーバー法で無作為に割り当てられた。両ブレードの先端は喉頭蓋谷におかれた。挿管は、2 回目の喉頭展開後に実施された。外部からの喉頭操作(ELM)がある場合とない場合の声門視野と挿管の容易さが観察された。

・52/120(43%)の小児では、両ブレードで同様の声門視野が観察され、35/120(29%)では、ミラーブレードで、33/120(28%)では、マッキントッシュブレードで良好な視野が観察された。65/120(54%)の小児で喉頭鏡検査は、両ブレードで容易だった。55 人の小児では、喉頭鏡検査に制限が認められた。両ブレードによるものが 27 人、ミラーで 15 人、マッキントッシュブレードで 13 人であった。喉頭鏡視野は、いずれのブレードでも、ELM 後に改善した。

・1ヶ月~24ヶ月の小児では、ミラーとマッキントッシュ・ブレードは、同様の喉頭鏡視野や挿管条件を提供する。制限された視野が得られた場合には、、ブレードを変更すると良好な視野が得られる可能性がある。この年齢層では、喉頭蓋谷にミラーブレードの先端を位置させることで、満足の行く挿管条件を提供する。

[!]:ミラーブレードは、個人的には新生児にしか使った経験がないのだが、常識と思われていることにも見直されるべき点はあるんだな。

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