■臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題■ 2014-04-24




【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (d_______) (c___) : 糖尿病性昏睡

(2) (a_________) (d___) (s____) : 解剖学的死腔

(3) (i___________) (d_____) : 不可逆的損傷

(4) (c_______) (a_______) (s____) : 脳動脈攣縮

(5) (h_________) (a_____) : 組織中毒性無酸素


[解答]
(1)diabetic coma(2)anatomical dead space
(3)irreversible damage(4)cerebral arterial spasm
(5)histotoxic anoxia


[出典] 麻酔科学用語集 第3版




【問題2】(心臓・血管) 咽頭喉頭の浮腫をきたすショックはどれか?
1) 敗血症性ショック
3) 循環血液量減少性ショック
5) 神経原性ショック
2) 心原性ショック
4) アナフィラキシー・ショック


[解説] アナフィラキシー・ショックでは多彩な症状が発現する。生命を脅かす症状としては(1)急激な血圧低下(=循環虚脱)と冠動脈攣縮 (2)細気管支の収縮(喘息様発作) (3)咽頭喉頭浮腫(→窒息)  生命に危険を及ぼすことの少ない症状としては、蕁麻疹、嘔気、嘔吐、胸部圧迫感、腹痛、痙攣、意識障害等がある。血圧低下に対しては、昇圧剤(エピネフリンがfirst choice)投与と輸液、気管支収縮に対してはアミノフィリンやステロイド投与、人工呼吸、咽喉頭浮腫に対しては、気管内挿管、気管切開を行なう。


[正解] 4 [出典] 危機管理P53




【問題3】(心臓・血管) 次の血管拡張剤の中で、血管拡張作用とともに心筋収縮力抑制・刺激伝導系抑制作用をバランスよく持っている薬剤は?
1) ベラパミル(ワソラン)
3) ニカルジピン(ペルジピン)
5) プロスタグランジンE1(プロスタンジン)
2) ニフェジピン(アダラート)
4) ジルチアゼム(ヘルベッサー)


[解説] カルシウム拮抗剤の中でジルチアゼム(ヘルベッサー)は、血管拡張作用とともに心筋収縮力抑制・刺激伝導系抑制作用をバランスよく持っているため、虚血性心疾患のある高血圧症患者には好適である。ニフェジピン(アダラート)とニカルジピン(ペルジピン)は主に動脈に対しての血管拡張作用が強く、心筋収縮力抑制・刺激伝導系抑制作用は強くない。ベラパミル(ワソラン)はもっとも心筋収縮力抑制・刺激伝導系抑制作用が強い。


[正解] 4 [出典] クリティカル記憶術1P54


【トラブル・シューティング】~麻酔緊急Vol.1p40

(術中管理)『危ない!!薬の誤投与』

薬の誤投与例:(1)ラリンゴでリバースしたら、VFに! エピネフリンとネオスチグミンの間違い。(2)ファローの術後、シリンジポンプでK投与を4ml/hrで投与しているつもりが104ml/hrで投与されていた。 ■誤投与の予防策:�ラベルの似ているものは採用を避けるか、近くに置かない �効能別に収納 �麻酔科医が準備、必ず薬品名を記す �注入直前に確認、分割投与 �シリンジポンプ本体にも薬品名を記す、降圧・昇圧剤は離れて配置 �シリンジの色分け



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