PEEP とトレンデレンブルグ位の同時適用が内頚静脈サイズの呼吸性変動を最小化する

The simultaneous application of positive-end expiratory pressure with the Trendelenburg position minimizes respiratory fluctuations in internal jugular vein size
Korean J Anesthesiol. 2014 May;66(5):346-351.

・呼吸周期は、右内頸静脈(RIJV)のサイズを変える。著者らは、陽圧換気下での患者の呼吸周期中に RIJV サイズの変化を評価した。また、著者らは呼気終末陽圧(PEEP)とトレンデレンブルグ体位が呼吸変動に及ぼす影響を調査した。

・気管挿管による全身麻酔を受ける 24 人の患者の前向き研究を実施した。仰臥位で、PEEP なし(ベースライン、S0)、無作為順に 3 種類の操作[(1) PEEP 10 cmH2O(S10)、(2) 10 °トレンデレンブルグ体位(T0)、(3) 10 °トレンデレンブルグ体位とPEEP 10 cmH2O (T10)の併用]を適用後に RIJV の画像を取得した。断面積(CSA)が最小と最大の画像を使用して、前後径、横径を測定した。

・全ての操作で RIJV サイズの度変動は最小限に抑えられた(全ての P=0.0004)。呼吸周期中、S0、S10、T0、T10 時点での最大 CSA に九比較した 最小 CSA は、それぞれ 28.3、8.5、8.0、4.4% 減少した。さらに、S0 に比較して、PEEP 10cmH2O に 10°トレンデレンブルグ体位を併用した場合には、最大面積で 83.3%、最小面積で 169.4% 有意に CSA を増加させた。

・PEEP 10cmH2O を組み合わせた 10°トレンデレンブルグ体位は、RIJV サイズを増加するだけではなく、呼吸周期による変動を減少させた。

[!]:SVV とも関係する呼吸性動揺、CV ライン確保時には RIJV サイズの動揺は少ない方が良い。

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