緊急手術を受ける患者の麻酔科医による日常的な術前の焦点を絞ったエコー検査

Routine pre-operative focused ultrasonography by anesthesiologists in patients undergoing urgent surgical procedures
Acta Anaesthesiologica Scandinavica first published online: 28 MAY 2014 Botker MT, et al.

・予期しない心肺合併症が手術や麻酔中によく明らかとなる。焦点を絞った心肺エコー検査による術前評価は、このような事故を防ぐことができる可能性がある。本研究の目的は、緊急手術を受ける患者で焦点を絞ったエコー検査えの予期せぬ心肺疾患の頻度を調査することであった。

・著者らは、緊急手術を受ける 18 歳以上の患者で、事前に決めた試験日に、術前の焦点を絞った心肺エコー検査を行った。既知の、また予期せぬ心肺疾患を記録し、麻酔法や支持的行動のその後の変化が登録された。

・緊急手術予定となった合計 112 人の患者が含まれた。彼らの平均年齢(標準偏差)は 62(21)歳であった。これらの患者のうち、24% は ASA-1、39% は ASA-2 で??、32%は ASA-3、4% は ASA-4 であった。予期せぬ心肺疾患は、患者の 27%[95%信頼区間(CI) 19-36]で明らかにされ、これらのうち 43%(95% CI 25-63)で麻酔法や支持的行動の変化につながった。麻酔法や支持行動の変化につながる予想外の病態は、年齢 60 歳超か ASA≧3 の患者群でのみ明らかにされた。

・焦点を絞った心肺エコー検査は、緊急手術を受ける患者で予期せぬ病態を明らかにし、麻酔法や支持的行動に変化を導いた。術前の焦点を絞ったエコー検査は、年齢 60 歳超か、身体活動制限のある患者では妥当であるが、若く健康な患者では必要ないであろう。

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