硬膜外麻酔の主要合併症:単一施設での 5083 症例の前向き研究

Major complications of epidural anesthesia: a prospective study of 5083 cases at a single hospital
Acta Anaesthesiologica Scandinavica published online: 24 JUN 2014

・著者らは、単一教育病院で外科入院患者に留置された非産科的持続硬膜外麻酔の主要合併症の発生率と潜在的危険因子を評価するために、前向き研究を実施した。

・2009 年 3 月~ 2011年 4 月に著者らの施設で持続硬膜外麻酔を施行された 5000 例以上の外科入院患者について、人口統計情報、硬膜外手技の詳細、合併症(術前期からて回復期の)を記録した。主要合併症の発生率と危険因子を評価した。

・研究期間中、5083 人の患者をインタビューし、それらの詳細を記録した(回収率 98%)。69 人(1.36%)が、主要な合併症を経験した。1人の患者で硬膜外血腫(0.02%)、57 例で術後の神経障害(1.12%)、7例で硬膜穿刺後頭痛(0.14%)、4人の患者で全身性局所麻酔薬中毒(0.08%)。1人の患者でだけ永続的な後遺症をきたした:片側の下肢知覚障害。神経障害のための確認されたリスク要因は以下のようにであった:ASA リスク分類 II-III、腰部病変部位での留置、整形外科および泌尿器科手術、硬膜外留置の複数回試技、挿入中の知覚障害、脊柱管麻酔の既往、PCEA の使用。

・重篤な合併症は非常にまれであった。1 人の患者でだけ永続的後遺症があり、硬膜外血腫 1 例が診断された。術後の神経障害は、より一般的であったが、ほとんどの合併症は 3 ヶ月以内に自然に消失し、介入を必要とする例は稀であった。

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