非外傷性緊急手術を受ける 90 歳代の手術直後と中期的生存

Immediate postoperative and mid-term survival in nonagenarians undergoing non-traumatic emergency surgery
Minerva Anestesiologica 2014 July;80(7):796-804

・90 歳代の人々は、ますます救急医療を利用しているが、この患者集団に取り組んだ研究はほとんどない。本前向き観察研究の目的は、独立してその手術直後と中期的生存を減少させる関連要因を調査することである。

・著者らは 2006 年から 2011 年に、非外傷性の緊急手術を受けた全ての 90 歳代の患者を含めた。従属変数である術後生存日数を 2 つの期間で分析した:術後 0-30 日 と 31 日から 1 年後(それぞれ、直後と中期)。最初に、著者らは全集団でのカプランマイヤー生存曲線(KMsc)を算出した。術前、術中、術後の各変数と死亡との 2 変量間関係を分析するために、著者らは χ2乗検定とフィッシャー検定を使用した。最後に、段階的 Cox 回帰分析を行って、各期間毎に 2 つのモデルを作成した。

・研究には、142 人の患者が含まれた。全体での 1 年死亡率は 47.2% であり、30 日死亡率は 35.9% であった。KMsc は、最初の月中に急激な低下を示し、その後の 11 ヶ月間は、もっと緩やかな低下であった。変曲点は、26 日目であった。手術直後の生存率減少と関連する変数は、新生物と 4 つの合併症であった;心不全、誤嚥、腎障害、脳梗塞。中期的生存率減少に関連する要因は次のとおりだった:術後不整脈、再手術、周術期赤血球輸血。

・手術直後でも、また中期的にも、術後合併症が生存率減少の重要な予測因子である。さらに、ほとんどの術後死亡は、術直後の 26 日間に発生する。したがって、この期間中のこのような合併症の積極的な治療が必要である。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック