総合的母体出血プロトコールは、血液製剤の使用を減少させ患者の安全を向上させる

Comprehensive Maternal Hemorrhage Protocols Reduce Utilization Of Blood Products And Improve Patient Safety
American Journal of Obstetrics & Gynecology Published Online: July 12, 2014

・本研究の目的は、大規模医療システムの中で母体出血治療のための総合的プロトコル導入の有効性を評価することであった。

・総合的な母体出血プロトコルは 29 の異なる分娩室があり、年間出生数>60000 件の医療システムで開始された。プロトコルの重要な要素への遵守度が、毎月、専属周産期安全看護師によって各施設ごとに評価され、システムの周産期安全専門看護師によって現場訪問の際に検証された。評価項目変数は、総輸血血液単位数と産褥期子宮摘出数だった。3 つの時点で評価した:(1) プロトコルの実践 2 ヶ月前、(2) プロトコルの導入 5 ヵ月後に測定された 2 ヶ月間、(3) 導入 10 ヶ月後に測定した 2 ヵ月間。

・3 つの研究期間中に 32059 件の分娩があった。ベースラインと比較して、出生 1000 件当たりの血液製剤の使用量の有意な減少(-25.9%、P<0.01)と、産褥期に子宮摘出を必要とした患者数の有意ではない減少(-14.8%、P=0.2)が認められた。大規模医療システムに関しては、母体出血に対処するための標準化された手段を適用することによって、母体の輸血や周産期子宮摘出の必要性に基づく母体合併症を有意に減少させた。

・これらデータは、分娩後ケアと母体出血治療のための標準化手段の実施を支持しており、このアプローチは母体合併症を減少させるであろうことを支持している。

[!]:母体出血をコントロールするための標準的なプロトコールか、これは当院の「産科危機的出血」のマニュアル作成とかにも参考になりそうだ。全文が参照できる。

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