成人患者でロクロニウム誘発性回避運動を減少させるための呼気終末セボフルラン濃度

End-tidal concentration of sevoflurane for reducing rocuronium-induced withdrawal reactions in adult patients: a comparison between male and female patients
Korean J Anesthesiol. 2014 Jun;66(6):439-443.

・本研究では、ディクソンのアップダウン法に基づいて、ロクロニウム誘発起反応を減少させるためのセボフルランの 50% 有効濃度(EC50)を評価した。また非回避反応確率のプロビット回帰曲線に基づいて、セボフルラン(ETsev)の 50% と 95% 有効終末呼気濃度を評価した。

・著者らは、23 人の男性と 24 人の女性で、前向き二重盲式試験を実施した。2.5% チオペンタールナトリウム(4mg/kg)を使用した後、患者に麻酔を導入した。その後、患者は酸素 6 L/分に 5 vol% でセボフルラン吸入した。目標 ETsev が達成されたとき、看護師は点滴を全開にした状態で、5~10 秒間で挿管用量のロクロニウム(0.6mg/kg)を注入した。看護師が反応を評価した後、看護師は、30 秒間の最大心拍数とロクロニウム注入後の平均動脈圧を記録した。

・ディクソンのアップダウン法に基づいて、セボフルランの EC50 は、男性では 2.5±0.5 vol%、女性で 2.5±0.3 vol% であった。非回避反応確率のプロビット回帰曲線では、男性で 50% 有効 ETsev は、2.4 vol%(95%信頼区間[CI]、1.5-3.1vol%)、95%有効 ETsev は 3.5 vol%??(95 %CI、2.9-11.0 vol%);女性では、50% 有効 ETsev は 2.4 vol%(95%CI、2.1-2.7vol%)、??95% 有効 ETsev は 3.0 vol %(95%CI、2.7-4.5vol%)であることが示された。

・麻酔導入中のセボフルラン吸入は、有害な血行動態の変化なく、ロクロニウム誘発性反応を減少させるのに、簡単で信頼性の高い手段を提供する可能性がある。男女間に有意差はなかった。

[!]:呼気セボが 2.5 vol% になるまでロクロニウム注入せずにいたら、麻酔導入はいったい何分かかるんだよ~?。

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