肝内胆汁うっ滞のある妊婦の凝固障害の頻度; 脊柱管鎮痛は遅らせたり避ける必要があるか?

The incidence of coagulopathy in pregnant patients with intrahepatic cholestasis: should we delay or avoid neuraxial analgesia?
Journal of Clinical Anesthesia Published Online: October 17, 2014

・本研究の目的は、妊娠性肝内胆汁うっ滞(ICP)を有する患者の凝固障害の発生率を推定することであった。

大学医療センターでの後ろ向きコホート調査である。調査基準を満たした 319 人の妊産婦の記録を、様々な臨床検査値について検討した。主要評価項目は、プロトロンビン時間(PT)>14.5秒(INR>1.2)と定義された凝固障害の発生率であった。副次評価項目として分娩後出血の発生率を評価した。

・異常 PT の頻度(95%CI)は、0%(0-1.8)であった。他の凝固検査[部分トロンボプラスチン時間(PTT)と血小板数] は、肝酵素が有意に上昇(>5 倍)している被験者においてでさえ正常であった。経膣分娩後の分娩後出血の発生率は 2.4%(208 人の患者中 4 人)、帝王切開分娩後で 6.3%(111 人の患者中 7 人)であった。

・凝固異常は、厳密な基準(INR<1.2)を使用した場合でさえも、妊娠性肝内胆汁うっ滞のある妊婦ではまれである。 脊柱管麻酔やチン津は必ずしもneuraxial麻酔および/または鎮痛の使用は必ずしも孤立性 ICP のある妊婦で、遅らせる必要はなかろう。

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