レボブピバカインが関節軟骨に及ぼす効果: 試験管内での調査

Effect of levobupivacaine on articular chondrocytes: an in-vitro investigation.

Eur J Anaesthesiol. 2014 Nov;31(11):635-9. doi: 10.1097/EJA.0000000000000115.

・局所麻酔剤の関節内注射は、関節鏡手術後の術後鎮痛を増強するために、一般的に使用される技術である。しかし、関節内局所麻酔薬の毒性による軟骨損傷の可能性が懸念される。ほとんどの研究では毒性効果は、薬物および時間依存性であることを示している。

・本研究の目的は、レボブピバカインが試験管内で人間軟骨に及ぼす軟骨毒性効果を、生食およびブピバカインと比較することである。大学病院での、膝手術を受けた成人患者を参加者とした実験的研究である。膝置換術中に、患者からヒト関節軟骨を採取し除去した。軟骨細胞を培養し、3 群に分けて、15、30、60 分間、0.5%ブピバカイン、レボブピバカイン 0.5%、生食に曝した。主要評価項目である、異なる試験薬との、異なる持続時間の接触後のヒト軟骨細胞の生物活性を 2 つの方法で、調査した;生存/死亡細胞生物活性フローサイトメトリー分析とトリパンブルー排除アッセイ。

・暴露 1 時間後、軟骨培養片における軟骨細胞の死亡率は、レボブピバカイン、またはブピバカインで処理した後の方が生食よりも、有意に高かった(それぞれ、25.9%±14.1、20.7%±10.4、9.6%±5.4)。試験薬への暴露が 15 か、30 分に制限された場合には、群間差は見られなかった。

・試験管内で 0.5% レボブピバカインは、ヒト関節軟骨において、暴露 1 時間後には、生食よりも軟骨毒性が高い。ブピバカインはブピバカインよりも軟骨毒性は低いようである。短時間暴露では、明らかな軟骨毒性効果は示されなかった。

[!]:神経毒性やら軟骨毒性など、局所麻酔薬ごとにいろいろ組織に及ぼす作用がちがうのjか。

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