術前評価で低 Hb 値を検出する際の、標準的な検査室分析と比較した非侵襲的分光光度 Hb 推定の

Usefulness of non-invasive spectrophotometric haemoglobin estimation for detecting low haemoglobin levels when compared with a standard laboratory assay for preoperative assessment.
Br J Anaesth. 2015 Apr;114(4):669-76. doi: 10.1093/bja/aeu403. Epub 2014 Dec 13.

・術前評価時の貧血の診断の遅れは、複数回の外来訪問、不十分な術前管理、不要な手術遅延につながる、運用上の問題を提起する。したがって、著者らはこの評価を容易にするためのインスタント分光光度ヘモグロビン(SpHb)測定法を検証した。

・著者らは、2012 年 3 月から 12 月に、ポ??ータブルインスタント SpHb vs 貧血の標準的な検査室スクリーニングを評価した。726 人の患者で、SpHb(プロント-7、マシモ社、アーバイン、CA、USA)と、同日に自動分析装置を用いて測定した Hb 値の、対の Hb 測定値を得た。結果は、正常 Hb 値が予想される術前麻酔科外来から 638 人の患者群と、既知の低 Hb 値の腫瘍外来の患者 88 人から得られた。

・SpHb の中央値(範囲)は、129.5(67-171)g/L であったのに対して、自動化システムを使用して測定された Hb は、136(63から178)g/L であった。男性では、Hb 130g/L 閾値以下の Hb を検出する感度は高かった(93%)が、女性の方が hb 120g/L 閾値以下の Hb を検出する感度が低かった(75%)。特異度は、男性(77%)と女性(81%)で同様であった。平均測定バイアスと一致度:許容間隔比は、男性で -8.1g/L と 2.78 であり、女性で、-3.1g/L と 2.44 であった。

・SpHb は男性では真の低ヘモグロビン値を検出する予備スクリーニングツールとして高感度であったが、女性ではでは感度が低い。インスタント SpHb 測定は、迅速なルーチンの術前貧血管理を可能とする可能性があるが、その精度は予想よりも低かった。

[!]:パルスオキシメータを装着するような簡易さで Hb の推定値が得られるのなら、いちいち採血して検査室からデータが出るのを待つ必要もなく、簡便でよいね。術前よりは術中に使ってみたいね。

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