手術室の集中力阻害要因がストレス、業務負荷、チームワークに及ぼす影響

The Impact of Operating Room Distractions on Stress, Workload, and Teamwork.
Annals of Surgery: Post Author Corrections: January 23, 2015 doi: 10.1097/SLA.0000000000001051

・本研究の目的は、手術室(OR)での集中力阻害要因は、手術室スタッフの精神的作業負荷やストレスの増加とチームワーク悪化に関連しているかどうかを調査することであった。

・複数のタスクに従事すると、パフォーマンスに影響を与えるうる。手術チームメンバーの行動や認知プロセスに及ぼす集中力阻害要因の影響に関する研究はほとんどない。

・90 件の一般外科症例がリアルタイムで観察された。4 種類の検証済みツールを使用して、外科医と行動科学者により評価した: OR 集中力阻害要因評価フォーム、手術のための観察によるチームワーク評価ツール、NASA-業務負荷指数、不安障害の評価尺度(STAI)の簡易フォーム。分散分析を実施して、チームメンバー間のチームワーク、業務不可、ストレス度間の有意差を評価した。相関性(Pearson r)を計算して変数間の関連性を評価した。

・最もよくある集中力阻害要因は、外部スタッフによって始まったもので、次いで症例に無関係な会話であった。症例に無関係な会話は、チームのパフォーマンスの低下と関連していた。外科医が始めた無関係な会話は、外科医と(チーム・スキルにわたって:r=-0.44~ -0.58、P<0.05 ~ 0.01)麻酔科医(協調とリーダーシップについて r=-0.38 と r=-0.40、P<0.05)たちのチームワーク低下と関連していた。機器関連の阻害要因は、看護師のストレス増加(r=0.48、P<0.05)とチームワーク悪化(チーム・スキル全体で: -0.42 ~ -0.50、P<0.05)と関連していた。騒音は、外科医のストレス増加(r=0.32、P<0.05)と麻酔科医の業務負荷増加(r=0.30、P<0.05)と相関していた。

・いくつかの集中力阻害要因は、OR では不可避であるかもしれないが、それらはまた、チームにとって有害となり得る。集中力阻害要因がチームに及ぼす効果とそれらのアウトカムを十分に理解することによって、目標とする質の改善を得ることができる。

[!]:やはり、術中の無駄話は、益するところが少ない。術中のオフザケはやめよう。

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