長期の急性人工呼吸患者の転帰と予後因子: 韓国の単施設研究

Outcomes and prognostic factors in patients with prolonged acute mechanical ventilation: A single-center study in Korea
Journal of Critical Care Published Online: June 01, 2015

・研究の目的は、韓国の大学付属三次医療病院の内科集中治療室(ICU)で、長期の急性人工呼吸(PAMV、人工呼吸管理≧96 時間)と定義された患者で、転帰と予後不良に関連した客観的パラメータを評価することであった。

・著者らは、2008 年から 2013 年に人工呼吸 4 日目の診療奥から収集した臨床データを後ろ向きに分析した。合計で 311 人が PAMV と分類された。

・患者年齢の中央値は 67 歳(範囲 18-93)であり、71.7% が男性であった。ICU 入室 28 日後の死亡率は 34.7% であった。Cox 比例ハザードモデルによると、人工呼吸 4 日目の 4 変数[筋弛緩薬の必要性(HR=2.432、95%CI:1.337-4.422)、昇圧剤の必要性(HR=2.312、95%CI:1.258-4.248)、血液透析の必要性(HR=1.913、95%CI:1.018-3.595)、体格指数(BMI)≦21(HR=1.827、95%CI:1.015-3.288)] が死亡率に関連した独立因子であった。これらの予後因子の数が増加するにつれて、生存率が低下する。

・人工呼吸 4 日目の 4 つの臨床的要因(BMI≦21、筋弛緩薬、昇圧薬、血液透析の必要性??)が、PAMV 患者の 28 日死亡率と関連していた。

[!]:筋弛緩薬が必要ということはそれだけ呼吸不全が重症ということだし、昇圧剤が必要なのは、循環不全を合併しているということ、血液透析が必要ということは腎不全を合併しているということだから、不全臓器数や重症度が増すごとに死亡率は高くなると・・・、当たり前だな。。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック