6 年にわたるIABP 治療の単施設での経験 - 223 人の患者の後ろ向き分析

A 6-Year Single-Center Experience of Intra-aortic Balloon Pump Treatment?Retrospective Analysis of 223 Patients
Journal of Cardiothoracic and Vascular Anesthesia Published Online: July 06, 2015

・本研究は、大動脈内バルーンポンプ(IAPB)治療後の患者の長期生存率(1 年間)を明らかにしている。

・大学病院の集中治療室単施設での後ろ向き登録研究。対象患者には、2005 年 1 月 1 日から 2010 年 12 月 31 日までに大動脈内バルーンポンプ(IABP)治療を受けた 223 人の連続??患者(203 人の心臓手術患者[全心臓手術患者の 7.8%]と 20 人のの保存的内科患者)が含まれた。IABP 治療は心臓手術の周術期や、他の病因による血行動態ショックで重度の血行動態障害に対して補助療法として使用した。

・患者の平均年齢は 66±10 歳であった。30 日死亡率は、手術患者で 22.1%、保存的内科患者で 37.8% であった。1 年間の死亡率は、手術患者で 24.5%、保存的内科患者で 55% であった。手術治療を必要とする IABP 治療に関連した 14 件(6.3%)の重大な合併症があった。冠動脈バイパス移植後 30 日生存患者の 1 年生存率は 95.2% であった。1 年死亡率の独立予測因子(Cox回帰)は、年齢、心臓手術の既往、重篤な術前状態、内科的保存治療であった。IABP 治療のタイミング(術前、術中、術後)は、生存を予測しなかった。

・IABP 治療は重症の合併症がほとんどなく安全であった。IABP 留置のタイミングは、生存に関連していなかった。1年間のフォローアップでの生存率は、血行動態障害を大動脈カウンターパルセーションで治療された心臓手術患者では初期には死亡率が高かった後、優れていた。

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