連続再評価法を使用した待機的帝王切開時の低血圧に対するフェニレフリンの 90% 有効用量(ED90

Determination of the 90% effective dose (ED90) of phenylephrine for hypotension during elective cesarean delivery using a continual reassessment method
European Journal of Obstetrics & Gynecology and Reproductive Biology Published Online: July 17, 2015

フェニレフリン2.png・本研究の目的は、脊椎硬膜外併用麻酔後の低血圧に際してフェニレフリンの 90% 有効用量(ED90)を、連続再評価により調査することであった。

・待機的帝王切開予定の満期妊娠女性は、脊椎硬膜外併用麻酔を受けた。被験者はフェニレフリンを 60~160μg までの 6 用量のいずれか(各用量につき n=3)を投与された。最初のコホートは、60μg 保存的、既定用量を投与されたが、その後のコホートは、ベイズベースのソフトウェアを使用して決定したフェニレフリン用量を投与された。既定ボーラス用量のフェニレフリンのいずれかが低血圧[収縮期血圧(SBP)がベースラインの<80% か、<100mmHg と定義]か、あるいは頻脈の場合[心拍数>ベースラインの120% か、>100bpm と定義]に投与された。SBP が 2 分以内にベースラインの 80% 以内か、≧100mmHg 以上に回復した場合に治療は成功したと考えた。

・低血圧と頻脈のある 24 人の被験者が含まれた。 T6 ブロックは、20人の患者で、残りの 4 人は追加の硬膜外クロロプロカイン投与 15 分以内に達成された。推定 ED90 は 100μg で応答確率は 90.7%(95%CI 74.1-99.5%)であった。治療は、20 人の患者で成功した。各ボーラス投与量(μg)で成功確率は、以下のようであったた:60:58.9%、80:80.3%、100:90.7% 、120:95.5%で、140:98.3%、160:99.2%。

・満期妊婦における低血圧に対してフェニレフリンのボーラス用量の ED90 は、連続再評価法によれば、約 100μg である。

[!]:フェニレフリンの90% 有効用量は 100μg であると。ちょうどいい値が出たもんだ。

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