人工呼吸中の ICU 患者で 1 回換気量を減少させる介入の評価

Evaluation of an intervention to reduce tidal volumes in ventilated ICU patient
Br J Anaesth. 2015 Aug;115(2):244-51. doi: 10.1093/bja/aev110. Epub 2015 May 15

・1 回換気量<6mL/kg 予想体重(PBW) の使用は、人工呼吸患者の死亡率を減少させるという相当なエビデンスがある。著者らは一回換気量を低減するために、供給された 1 回換気量を mL/kg(PBW)で表示した大画面を使用した場合の有効性を評価した。

・著者らは、6ヶ月の 2 回の期間の介入を評価した。スタッフの介入との相互作用を調査するために、介入期間の後に質的研究を実施した。研究は英国の大学病院ブリストルの内科外科混合集中治療室で行われた。1 時間以上の調節人工呼吸を必要とする連続患者が含まれた。1 回換気量が所定の目標を突破した場合に、警告が発せられ、これらのアラートは、リアルタイムで ICU 臨床医に表示された。

・コントロール期間中に、合計 199 人の患者と付随する 7640 時間のデータが観察され、介入期間には、249 人の患者と 10656 時間のデータが観察された。1 回換気量が<6mL/kg PBW で行われた時間jは、対照人工呼吸期間の 17.5% から 28.6% へと増加した。1 回換気量が<8mL/kg PBW で行われた時間は、60.6 から 73.9% へと増加した。画面は、スタッフに許容できるものであり、人工呼吸器を調整するために臨床医がベッドサイドに行く機会を増加させる刺激となった。

・データの形式を変更して、リアルタイムの警告とともに表示することにより、供給される 1 回換気量が減少した。情報を望ましい転帰をもたらす可能性の高い形式に設定すれば、エビデンスを診療に生かせるよう改善できる可能性がある。

[!]:なるほどね。麻酔科の術前診察システムにも、1回換気量の 8mL/kgPBW があらかじめ計算されて表示・印刷されるようにしておくとよいかな。

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