■臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題■ 2015-09-17




【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (c______) (p___) (m________) : 心臓ポンプ機序

(2) (___________n) : 分布/配分

(3) (c______) (s________) : 強心薬

(4) (p_________) (a___________) : 非経口栄養

(5) (b___________) : 気管支痙攣


[解答]
(1)cardiac pump mechanism(2)distribution
(3)cardiac stimulant(4)parenteral alimentation
(5)bronchospasm


[出典] 麻酔科学用語集 第3版


■ これって常識? ■
C型肝炎に腎病変をみたら,クリオグロブリン腎症を疑え!

1)クリオグロブリン腎症の原因としては,HCV感染が多く,低補体血症を伴うことが多い.
2)光顕では膜性増殖性糸球体腎炎像を呈し,電顕では径 30nmの線維状構造を示す高電子密度沈着物の内皮下沈着を特徴とする.
3)クリオグロブリン血症の原因として感染,膠原病,lymphoproliferative diseaseがあるが,近年本態性クリオグロブリン血症の大多数にHCV感染が証明されている.
4)臨床的にはRaynaud現象,下肢の紫斑,潰瘍,関節痛,肝脾腫,低補体血症(とくにC4)が特徴的である.
5)初発時に腎症状を認めなくても,最終的にクリオグロブリン血症の約半数が腎症を呈するといわれている.


[出典] 知っているつもりの内科レジデントの常識非常識 第3章 378の常識~腎臓編



【問題2】(麻酔) 硬膜外麻酔、脊椎麻酔について正しいのはどれか?

ア:脊椎麻酔は全身麻酔よりも手術・麻酔による代謝ストレスが大きい。

イ:股関節手術では脊椎麻酔の方が全身麻酔より出血量が20~30%減少する。

ウ:くも膜下ブロックでは静脈血栓症の発生が50%も減少する。

エ:脊椎麻酔の持続時間は局所麻酔薬の代謝に依存する。

オ:長時間作用型の局所麻酔薬では血管収縮薬添加の効果は少ない。


[解説] ア:×:脊椎麻酔は全身麻酔よりも手術・麻酔による代謝ストレスを軽減できる。
イ:○:股関節手術では脊椎麻酔の方が全身麻酔より出血量が20~30%減少する。術中の血圧が低く維持されるため出血量が少なくなると考えられる。
ウ:○:くも膜下ブロックでは静脈血栓症の発生が50%も減少する。
エ:×:脊椎麻酔の持続時間は麻酔薬が脳脊髄液から体循環へと吸収される速度に依存する。
オ:○:血管収縮薬を添加すると再吸収が遅くなってブロックの効果持続時間が延長する。長時間作用型の局所麻酔薬では血管収縮薬添加の効果は少ない。



[正解] 解説を参照 [出典] 麻酔科シークレット第2版 p461-476




【問題3】(溺水・中毒・体温) 一酸化炭素中毒の原因としては考えにくいものはどれか?
1) 木造住宅の火事
3) 自動車の排気ガス
5) 都市ガス
2) プロパンガス
4) 木炭の不完全燃焼


[解説] 一酸化炭素中毒の原因としては、プロパンガス、自動車の排気ガス、木炭の不完全燃焼、木造住宅の火事などが挙げられるが、都市ガスは天然ガスに切り替えられたので一酸化炭素中毒は考えにくい。


[正解] 5 [出典] 危機管理P101

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