腹腔鏡胆嚢摘出術患者でイソフルラン+レミフェンタニルまたはイソフルランによる全身麻酔での術後嘔気嘔吐

A Comparison Between Postoperative Nausea and Vomiting in General Anesthesia With Isoflurane-Remifentanil or Isoflurane in Cholecystectomy Laparoscopic Patients.
J Perianesth Nurs. 2015 Oct;30(5):418-22. doi: 10.1016/j.jopan.2015.03.009.

・本研究の目的は、イソフルラン vs イソフルラン+レミフェンタニルによる全身麻酔下で、腹腔鏡下胆嚢摘出術患者の術後悪心嘔吐(PONV)を比較することであった。

・本観察研究は、イソフルランか、またはレミフェンタニル+イソフルランによる麻酔下に腹腔鏡下胆嚢摘出術予定となった 102 人の患者に対して行った。患者は、PACU、手術後 3、6 時間に PONV を評価された。データは、記述と分析統計を用いて分析した。

・レミフェンタニル+イソフルランによる全身麻酔と比較した場合、回復時に、嘔気嘔吐の発生率はイソフルランによる全身麻酔下の患者の方が少なかった(P<0.04)。嘔気嘔吐は、手術後 3、6 時間後でもイソフルラン群(2%)の方が、レミフェンタニル+イソフルラン群(9%)よりも少なかったが、その差は有意ではなかった。

・レミフェンタニルにイソフルランを併用した麻酔下での腹腔鏡下胆嚢摘出術患者では、PONV の発生率は比較的低く、イソフルラン単独麻酔下の患者では若干少なかった。

[!]:被験者数が少ないから有意差は出ていないものの、9% vs 2% は相当大きな差だと思うが。やはりレミフェンタニルを使用する場合には、制吐剤を併用した方が良さそうだな。

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