レミフェンタニル有りとなしで LMA-Supreme 挿入のために必要なプロポフォール効果部位濃度

Effect-site concentration of propofol required for LMA-Supreme? insertion with and without remifentanil: a randomized controlled trial.
BMC Anesthesiol. 2015 Oct 6;15(1):131. doi: 10.1186/s12871-015-0115-8.

・新しい声門上器具、LMA-Supreme は、最近臨床使用できるようになった。 LMA-Supreme 挿入のための麻酔薬と併用補助薬の必要量に関する情報は限られている。本研究は、成人の 50% で LMA-Supreme 挿入成功に必要なプロポフォールの最適効果部位濃度(EC<sub>50</sub>)を評価し、レミフェンタニルがプロポフォール必要量に及ぼす効果を検討することを目的とした。

・58 人の待機的日帰り手術予定の患者(年齢 18~60 歳、ASA-PS 分類 I/II)を、無作為に 2 群の 1 つに割り当てた:プロポフォール+生食、プロポフォール+レミフェンタニル。麻酔はプロポフォールとレミフェンタニルの所定の効果部位濃度に応じた目標制御注入によって導入された(5 ng/mL)。 EC<sub>50</sub>は、ディクソンの上下法を用いて計算した。薬物投与 10 分後に、筋弛緩薬を使用せずに LMA-Supreme 挿入を試みた。

・プロポフォール+生食群では、LMA-Supreme 挿入のために必要なプロポフォールの EC<sub>50</sub>は 6.32±0.67μg/mL (95%CI、5.69-6.94μg/mL)であった。レミフェンタニル効果部位濃度 5 ng/mL の追加により、LMA-Supreme の挿入に必要なプロポフォールの EC<sub>50</sub>は 2.50±0.80μg/mL(95%CI 1.82-3.17μg/mL、P<0.0001)であった。

・レミフェンタニル(5 ng/mL)を併用した場合、LMA-Supreme のスムーズな挿入のためのプロポフォール必要量は 60% 少なかった。

[!]:レミフェンタニルの効果部位濃度 5 ng/mL は、実際には高濃度すぎるんじゃないかな。LMA 管理するなら自発呼吸を出したいので、1-2 ng/mL くらいのするのが良いかと。

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Q:麻酔導入に必要なプロポフォール用量とフェンタニルの関係は?

高齢者のラリンジアルマスクによる気道確保中のプロポフォールに併用するレミフェンタニル用量

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