■臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題■ 2015-10-19




【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (___n) : 軸索

(2) (a_____________) (d___) : 抗線溶薬

(3) (b_______) (a_________) : バランス麻酔[法]

(4) (m_______) : 重量モル濃度(mole/kg・H2O)

(5) (d___) (s__________) : 薬物感受性


[解答]
(1)axon(2)antifibrolytic drug
(3)balanced anesthesia(4)molality
(5)drug sensitivity


[出典] 麻酔科学用語集 第3版




【問題2】(呼吸) 脱気目的で胸腔ドレーンを挿入する場合、どれくらいの太さのドレーンを使用するか?
1) 32~36Fr
3) 16Fr以下
5) 24~26Fr
2) 28~32Fr
4) 20~22Fr


[解説] 脱気目的で胸腔ドレーンを挿入する場合、前胸部2-3肋間から肋間中央で穿刺し20~22Frの太さのドレーンを使用する。胸腔内に貯留した液体を排液する目的で胸腔ドレーンを挿入する場合には、中腋窩線上4-7肋間から肋骨上縁で穿刺し、28~32Frの太さのドレーンを使用する。


[正解] 4 [出典] 当直医実践マニュアルP381



【問題3】(静脈麻酔) 次のうち正しいのはどれか。

ア:チオペンタール投与により脳波が平坦になった時点では、脳の酸素消費量は意識下の約1/4に減少する。

イ:催眠作用と抗痙攣作用の用量比はフェノバルビタールとペントバルビタールで等しい値である。

ウ:ペントバルビタール(2mg/kg)の前投薬は、低酸素血症に対する呼吸反応を抑制する。

エ:アミトリプチリン副作用はアトロピン様の症状がある。

オ:三環系抗うつ薬は鎮痛薬に拮抗作用を示す。


[解説] 催眠薬により平坦脳波見られる時の脳酸素消費量は、意識下の50%である。フェノバルビタール静注時、催眠作用=50~150mg、抗痙攣作用=200~300mg、ペントバルビタールでは、催眠(麻酔;200~400mg)用量と抗痙攣用量には大差がなく、催眠作用と抗痙攣作用の用量比はフェノバルビタールの方が小さい。ペントバルビタール(2mg/kg)の前投薬は、呼吸や循環を抑制することは稀だが、低酸素血症に対する呼吸反応を抑制する。三環系抗うつ薬のうち、アミトリプチリンは抗コリン作用が著しい。三環系抗うつ薬は、モルヒネの鎮痛作用、バルビツレートの催眠作用を増強する。


[正解] (ウ)、(エ) [出典] 第32回麻酔指導医認定筆記試験:A19



【問題4】(心臓・血管) 心臓手術後の再開胸の目安としては心嚢、縦隔ドレーンからの出血が( )ml/kg/hr以上の時、タンポナーデのある時である。
1) 2 2) 5 3) 7 4) 10 5) 15

[解説] 心臓手術後の再開胸の目安としては心嚢、縦隔ドレーンからの出血が5ml/kg/hr以上の時(または200ml/hr以上が3時間持続か、1時間に400ml以上)、タンポナーデのある時である。


[正解] 2 [出典] 手術直後の患者管理P135

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