腹腔鏡下手術:疼痛管理における薬物療法の総説

Laparoscopic Surgery: A Narrative Review of Pharmacotherapy in Pain Management.
Drugs. 2015 Oct 22. [Epub ahead of print]

腹腔鏡下手術が普及しており、ますます多くの手術が腹腔鏡下に行われている。腹腔鏡手術後の早期の疼痛は、開腹手術後と同様か、あるいはさらに深刻なこともある。したがって、積極的な疼痛管理が提供されるべきである。腹腔鏡手術後の痛みは、複数の起源に由来している。したがって、単剤で十分なことはまれである。痛みは、オピオイドと非オピオイド鎮痛薬の併用と局所麻酔薬といった、マルチモーダルな、予防的鎮痛アプローチによってもっとも効果的に管理することができる。創部やポート挿入部位への局所麻酔薬注入は、腹壁の疼痛を 0-10 点の疼痛スケールで 1~1.5 点減少させる。炎症性疼痛や肩の痛みは、NSAID 類やコルチコステロイドによって制御することができる。一部の患者群では、補助約として、ケタミン、α2 アドレナリン作動薬が役立ちうるが、ガバペンチノイドについてのエビデンスには議論がある。本レビューでは、疼痛管理プロトコルを計画する際に考慮するべき疼痛の種類と、腹腔鏡手術において評価されてきた広範囲の鎮痛選択肢を批判的に評価されている。急性疼痛をどのように管理するか、また術後の持続性疼痛をどのように予防するのかについて、臨床医への提言がなされるであろう。重症の遷延性術後疼痛のリスクが最も高い患者群を同定し、このような患者の場合に積極的な戦略を講じることが重要である。

[!]:オピオイド(超短時間、短時間、長時間)、NSAID、ステロイド、アセトアミノフェン、局所麻酔、末梢神経ブロックを複数組み合わせて、中枢神経系(脳と脊髄)に疼痛記憶が残ることを予防する。

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