■臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題■ 2015-11-13




【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (e_________) (f___) (r___) : 呼気流速

(2) (g_______________) (r_____) : 胃食道逆流

(3) (___________r) : 圧受容体

(4) (m_________) (t__________) : 異型輸血

(5) (c_____) (p___) : 癌性疼痛


[解答]
(1)expiratory flow rate(2)gastroesophageal reflux
(3)baroreceptor(4)mismatched transfusion
(5)cancer pain


[出典] 麻酔科学用語集 第3版




【問題2】(中枢神経) 脳の酸素消費量は30度で常温時の( )%、25度で( )%に低下するとされる。
1) 70、50
3) 80、60
5) 50、30
2) 60、30
4) 90、80


[解説] 脳の酸素消費量は30度で常温時の70%、25度で50%に低下する。


[正解] 1 [出典] Q新麻酔科学改訂第5版p210




【問題3】(呼吸) 血中に胎児ヘモグロビンが存在する場合、パルスオキシメータで測定される酸素飽和度はどうなる?
1) 影響を受けない
3) 真の飽和度より高く測定される
5) 低濃度で低く、高濃度で高く
2) 真の飽和度より低く測定される
4) 低濃度で高く、高濃度で低く


[解説] 血中に異常ヘモグロビンが存在する場合は、値が不正確となる。メトヘモグロビンは酸化ヘモグロビンより赤色光を多く吸収するため値は低くなり、反対に一酸化炭素ヘモグロビンは赤色光の吸収が少なく、値は高くなる。胎児ヘモグロビンは、臨床的には重大な問題とはならないと言われている。血管内色素使用時も注意を要する。インドシアニングリーンやメチレンブルーの血管内色素は赤色光や赤外光を吸収するために、精度が不正確になる。メチレンブルー静注によりSpO2が99%から65%まで低下した報告あり。インドシアニングリーンも同様に低下するが、インジゴカルミンの影響はわずかである。


[正解] 1 [出典] 麻酔・集中治療とモニタリングP143




【問題4】(中枢神経) 失神の場合の緊急処置・検査として優先度のもっとも低いのはどれか?
1) 輸液路の確保
3) 血圧・脈拍測定
5) 心電図(モニターor12誘導)
2) 誤嚥防止・気道確保
4) 頭部CT検査


[解説] 失神の場合の緊急処置は「蘇生のABC」に準じる。(1)目の前で失神したり、まだ意識が回復していない場合は、まず仰臥位として呼吸をみる。挿管は人工呼吸は通常不要だが、ときに嘔吐を伴うので誤嚥の防止、気道確保を行なう。酸素投与もすぐ行なう。下肢を高くするのは回復を早めることが多い。(2)脈拍、血圧測定:発作時の脈拍と血圧は原因疾患の鑑別に必要な情報である。(3)輸液路を確保し、乳酸リンゲル液の急速投与は始める。意識回復し低血圧でなければ急ぐ必要なし.(4)心電図(モニターor12誘導)を急ぐ (5)失神以外の症侯(貧血、胸痛、呼吸困難、他の神経症状)。失神の原因疾患は脳神経系疾患とは限らない。中枢神経病変が疑われる場合には頭部CTは非常に有効である。


[正解] 4 [出典] 緊急処置マニュアルP164

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