(穿孔)複雑性虫垂炎の予測因子としての血清フィブリノゲンの診断的価値:横断的研究

Diagnostic value of serum fibrinogen as a predictive factor for complicated appendicitis (perforated). A cross-sectional study
International Journal of Surgery Published Online: November 28, 2015
<ハイライト>
・急性虫垂炎は、複雑な虫垂炎の診断法としてのゴールドスタンダードのない緊急腹部手術の最もよく見られる適応症である。
・急性虫垂炎の重症度を推定するのに、放射線学的な方法は有用ではあるが、施設によっては制限があり、血清学的な方法に現在は興味が持たれている。
・血清フィブリノゲンは、複雑性虫垂炎を予測できる、実施可能で、簡単で、便利なマーカーである。
・著者らは、血清フィブリノゲンが複雑性虫垂炎の感度と特異度が高いことを証明している。

<要旨>
・急性虫垂炎(AA)は、一般集団での有病率は 8% であり、複雑性(穿孔性)虫垂炎(CA)の割合は 40% にも上る。血清フィブリノゲンが、CA の指標として利用できる可能性がある。

・2012 年 1 月から 2012 年 12 月に、AA のための病理報告書の存在を診断法のゴールドスタンダードとして、115 人の患者が含まれた。著者らは、病理報告に従って患者を 2 群に分けた:複雑な虫垂炎と合併症のない虫垂炎(UA)。著者らの主要エンドポイントは、群間で血清フィブリノゲン値を比較し、フィブリノゲン値と CA との間に関係があるかどうかを見出だすことであった。

・68 人の患者が UA、47 人が CA と診断された。フィブリノゲン値 885mg/dL を使用することが、複雑性虫垂炎を予測するための最良のカットオフ値であることが判明し、感度は 86.77%(95%CI 76.87-93)、特異度 91.49(95%CI 83.51-99.46)、陽性予測値 93.65(95%CI 86.81-99.64)、陰性予測値 82.69(95%CI 65.73-87.84)であった。

・AA と臨床的に診断された患者の場合には、本研究は、フィブリノゲンが虫垂穿孔のための良好な予測因子であることを示している。

[!]:穿孔性虫垂炎かどうかが、フィブリノゲン値だけでかなり高い確率で予測できると。へ~~~~!。

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