開腹根治的前立腺切除術に際しての周術期リドカイン注入の無作為化比較試験

A randomised controlled trial of peri-operative lidocaine infusions for open radical prostatectomy.
Anaesthesia. 2016 Jan 8. doi: 10.1111/anae.13368. [Epub ahead of print]

・著者らは、根治的前立腺摘除術を予定して 76 人の男性を、周術期 2% リドカインか、0.9% 生食に割り当てた:術前 0.075 ml./kg 静脈内ボーラス投与、術中 0.075 ml./kg/h 静脈内注入、術後 24 時間の皮下注入0.075 ml./kg/h。

・リドカインは、術後在院期間を、生食による平均(SD) 4.6(3.2)日から、平均(95%CI)1.3(0.3~2.4)日短縮させた(P=0.017)。

・リドカインは、術後 24 時間の安静時痛を平均(95%CI) 1.8(0.7~2.9)mm/h 減少させた、P=0.001。

・リドカインは、術後 24 時間のモルヒネ消費量を、生食による平均(SD) 52.3(26.9)mg から、平均(95%CI) 13.9(2.2~25.7)mg 削減した、P=0.021。他の転帰に差はなかった。

[!]:リドカインは半減期が短く蓄積作用などないから、持続投与が必要なのかな。心カテ中の患者さんが、VPC が頻発してて、キシロカインが持続静注されていたが、投与速度が速すぎたために過量投与となり、患者さんが「全身が痺れる~!」と言っていたのを思い出す。『これぞ、局所麻酔薬による全身麻酔!』

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