分娩時の硬膜外鎮痛に 0.1% ロピバカイン+フェンタ vs 0.1% ブピバカイン+フェンタ

Double blind comparison of combination of 0.1% ropivacaine and fentanyl to combination of 0.1% bupivacaine and fentanyl for extradural analgesia in labour
J Anaesthesiol Clin Pharmacol [serial online] 2016 [cited 2016 Feb 7];32:38-43

・ロピバカインは分娩時鎮痛のためにブピバカインへの安全な代替手段と考えられている。目的は、産科鎮痛のための間欠的投与で、硬膜外ロピバカインとブピバカインを比較することであった。

・本前向き無作為化二重盲式試験では、分娩中の 60 人の女性を、0.1% ブピバカイン+フェンタニル 2μg/mL(BF)か、0.1% ロピバカイン+フェンタニル 2μg/mL(RFと)のいずれかを投与されるよう無作為に割り当てた。Bromageスケール、鎖骨中線上でエーテル綿棒に対する冷覚喪失、視覚アナログ尺度を使用して、それぞれ、運動ブロック、知覚ブロック、痛みを検査した。血行動態パラメータ、鎮痛の発現、鎮痛のために必要な薬物用量、分娩所要時間、副作用の発生率も記録した。データは、平均±標準偏差として表し、ステューデントの対応のない t 検定、カイ二乗、マン・ホイットニー U 検定を用いて P<0.05 で分析した。

・いずれの薬物も血行動態安定性、鎮痛の発現、鎮痛の質、知覚遮断は、新生児の転帰、薬物必要量、分娩所要時間、副作用の発生率に関して同様であった。ブピバカイン(B-F)群の 3 人の妊婦では、Bromage 1 の運動ブロックを呈し、鉗子を使用して分娩した。ロピバカイン(R-F)群の妊婦では誰も運動ブロックを呈さず、全員が自然経膣分娩であったが、この差は統計的に有意ではなかった(P=0.081)。

・ブピバカインとロピバカインは低濃度(0.1%)では同等の鎮痛を提供する。

[!]:一般的には、ロピバカインはブピバカインよりも力価が 30% 程度低いとされている。

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