現在の麻酔診療における頚部硬膜外麻酔:その臨床的有用性と根拠、技術的な考察の系統的レビュー

Cervical epidural analgesia in current anaesthesia practice: systematic review of its clinical utility and rationale, and technical considerations.
Br J Anaesth. 2016 Feb;116(2):192-207. doi: 10.1093/bja/aev453.

頚部硬膜外麻酔(CEA)は、鎮痛てくにっくであり、上半身を含む手術に有用である可能性がある。固有の技術的なリスクと全身的変化にもかかわらず、それは様々な手術のために使用されている。その臨床的有用??性を評価することを目的とた系統的レビューは、これまでの発表されたことがない。本系統的・レビューは、CEA の周術期の有利な点を調査するために実施した。レビューはまた、その使用の根拠、報告されてた外科的適応、使用法を確認することを目的とした。著者らは、PubMed と EMBASE データベースを含めて文献検索を実施して、手術的適応のために CEA を用いた研究を同定した。 467 件の関連の可能性のある記事のうち、73 件の記事を選択した。二人の別々の研究者らが、5 件の無作為化比較試験、17 件の観測比較試験、51 件の症例報告(シリーズ)からデータを抽出した。ほとんどの比較研究で分析された評価項目は、局所麻酔薬と他の薬剤の効果、全身的影響、CEA の実現可能性についてであった。ある無作為化対照試験で、CEA は、咽頭喉頭手術後の安静時疼痛スコアを減少させることが観察された。後ろ向き研究では、CEA は、咽頭下咽頭部手術後の癌の再発を減少させることが示された。エビデンスが限られており、研究が小規模であること、選択された評価項目からは、CEA の相対的な利害に基づく具体的な推奨は許されない。重大な危害の可能性を考慮すると、より良い選択肢があるのなら、その使用は、主に特殊な患者や手術的要求によって支持される強力な理論的根拠が必要である。今後の研究では、臨床的に関連する転帰改善のための比較対象となる鎮痛剤の有効性を評価することを目的としなければならない。

[!]:頚部硬膜外麻酔はリスクが高いので、よほどのしっかりとした適応がないと、安易に使用するべきではないということかな。昔は甲状腺手術や肩の手術でも頚部硬膜外麻酔をしていたが、いつの頃からだろうか、やらなくなってしまったな。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

驚いた

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック