小児の覚醒興奮に及ぼすミダゾラムとケタミン静脈内投与の効果の比較:無作為化比較試験

Comparison of effects of intravenous midazolam and ketamine on emergence agitation in children: Randomized controlled trial.
J Int Med Res. 2016 Feb 15. pii: 0300060515621639. [Epub ahead of print]

・小児のセボフルラン麻酔後の覚醒興奮(EA)の発生率に及ぼす術前ミダゾラムまたはケタミンの効果を比較する前向き二重盲式無作為化比較試験である。

・眼科手術を受ける(年齢 2-6 歳)小児患者は 0.1 mg/kg のミダゾラムまたは、1mg/kg のケタミンのいずれかで前投薬を受けるように割り当てた。EA の発生率および術後疼痛スコアを麻酔回復室(PACU)で 10 分間隔で記録した。EA レスキュー薬(フェンタニルまたはミダゾラム)の使用を記録した。

・EA の発生率は、PACU への転送 10 分と 20 分後で、有意にでミダゾラム群(n=34)よりも、ケタミン群(n=33)のの方が低かった。EA の全体の発生率に有意差は認められなかった。レスキュー薬としてミダゾラムの使用頻度はミダゾラム群よりもケタミン群の方が有意に低かった。

・ケタミンによる前投薬は、小児のセボフルラン麻酔後の覚醒早期中の EA を予防するのにミダゾラムよりも効果的である。

[!]:ケタミンの体性疼痛抑制作用が覚醒興奮に抑制的に作用するのか。

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