脊椎麻酔後にウィテカー脊椎麻酔針を使用した場合硬膜穿刺後頭痛の発生率が低い: メタ分析

Lower incidence of postdural puncture headache using whitacre spinal needles after spinal anesthesia: A meta-analysis.
Headache. 2016 Mar 7. doi: 10.1111/head.12745. [Epub ahead of print]

頭痛15.png・本メタ分析の目的は、クインケ脊椎針に比べて、ウィテカー脊髄針jでの脊椎麻酔後の硬膜穿刺後頭痛を評価することであった。

・著者らは、PubMed、EMBASE、ISI Web of Knowledge、2014 年 10 月 10 日までの比較臨床試験のコクラン中央登録を含むいくつかのデータベースで、硬膜穿刺後頭痛に対してウィテカー脊椎針またはクインケ脊椎針による脊椎麻酔を比較した無作為化比較試験を検索した。2 名のレビューアが別々に、文献をスクリーニングし、バイアスのリスクを評価し、データを抽出した。著者らはメタ分析を実行するために RevMan 5.3 ソフトウェアを使用した。研究は、主要エンドポイントとして以下について言及されていれば含めた:硬膜穿刺後頭痛の頻度、活動制限によって評価された硬膜穿刺後頭痛の重症度、硬膜外血液パッチの頻度。

・9 件の無作為化比較試験をメタアナリシスに含めた。メタ分析はウィテカー脊髄針による脊椎麻酔の方が、硬膜穿刺後頭痛の発生率が低いことを示した(RR 0.34; 95%CI[0.22、0.52]、P<0.00001)。加えて、硬膜穿刺後頭痛の重症度は、ウィテカー脊髄針群の方が低かった(RR 0.32; 95%CI[0.16、0.66]、P=0.002)。また、ウィテカー脊髄針群の硬膜外血液パッチの頻度の方がクインケ脊椎針群と比較して低かった(RR 0.15; 95%CI[0.04、0.51]、P=0.002)。

・著者らは、脊椎麻酔に際しての優れた選択肢として、クインケ脊椎針と比較してウィテカー脊髄針を示唆している。

[!]:硬膜線維を切断してしまうクインケ針と、繊維を押しのけて鈍的に刺入されるウィテカー針では、針が抜けた後の穴の大きさ、髄液の漏れ具合が異なるというのだ。

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