区域併用全身麻酔が冠動脈バイパスの死亡率減少に及ぼす効果:メタ解析

Effectiveness of combined regional-general anesthesia for reducing mortality in coronary artery bypass: meta-analysis.
Braz J Anesthesiol. 2016 Mar-Apr;66(2):183-93. doi: 10.1016/j.bjane.2014.05.012. Epub 2016 Jan 21.

・脊柱管麻酔(NA)は、冠状動脈バイパス術に際して全身麻酔(GA)と関連して使用されてきたが、手術中の抗凝固療法は、硬膜外血腫のリスクにより、利益の実効性を問う可能性がある。本研究の目的は、死亡率の低下に冠動脈バイパスに際して、GA 単独と比較して NA を併用して GA が死亡率低下に及ぼす有効性を調査するメタ分析を実行することであった。

・死亡率、不整脈、脳血管障害(CVA)、心筋梗塞(MI)、入院期間(LHS)、ICU 在室期間(ICUS)、再手術、輸血(BY)、生活の質、満足度、術後認知機能障害を分析した。連続変数に対しては、加重平均差(MD)を、カテゴリ変数に対しては、相対リスク(RR)とリスク差(RD)を推定した。

・17 件の原著論文を分析した。死亡率(RD = -0.01、95%CI = 0.01~-0.03)、CVA(RR=0.79、95%CI = 0.32=1.95)、MI(RR=0.96、95%CI=0.52~1.79)、LHS(MD= -1.94、95%CI=0.12~-3.99)のメタアナリシスは統計的に有意ではなかった。不整脈は、NA(RR=0.68、95%CI=0.50~0.93)の方が頻度が少なかった。ICUS は NA の方が短か買った(MD=-2.09、95%CI=-2.92~-1.26)。

・死亡率に有意差はなかった。NA と GA の併用は、不整脈の発生率が低く ICUS が短かった。

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