腹腔鏡下胆嚢摘出術を受ける患者で Supreme vs ProSeal ラリンジアルマスクの比較:

Comparison of the Supreme and the ProSeal laryngeal mask airway in patients undergoing laparoscopic cholecystectomy: A randomized controlled trial.
Acta Anaesthesiol Taiwan. 2016 Apr 19. pii: S1875-4597(16)30015-7. doi: 10.1016/j.aat.2016.03.001. [Epub ahead of print]

・単回使用 LMA Supreme(テレフレックス社、ウェイン、ペンシルベニア州、米国)と LMA ProSeal(テレフレックス社、ウェイン、ペンシルベニア州、米国)ラリンジアルマスク(LMA)は、同様の特性を持っている。これまでのところ、研究では、LMA Supreme と LMA ProSeal の口腔咽頭リーク圧(OLP)については合意に至っておらず、腹腔鏡下胆嚢摘出術におけるそれらの有効性についての情報はほとんどない。本研究では、腹腔鏡下胆嚢摘出術を受ける患者で LMA Supreme と LMA ProSeal の安全性と有効性を比較した。

・84 名の適格同意患者は無作為に LMA Supreme 群か、又は LMA ProSeal 群に割り当てられた。両群は、標準的な麻酔法を受けた。Supreme か ProSeal LMA が挿入され、カフは 60 cmH2O に膨張させて、LMA の位置を確認した。麻酔はプロポフォール、酸素 50% と空気を用いて維持した。胃管を LMA のドレーンチューブを通して挿入し、胃を萎ませた。初回試技での成功率と挿入所要時間を記録した。術中、腹腔内圧は 12 mmHg で維持した。喉頭部のファイバー視野は、気管支ファイバーを通過させるで調査した。OLP、成功率、挿入時間、血行動態と呼吸器系パラメーター、合併症を異なる時点で記録した。

・平均 OLP は、LMA ProSeal 群よりも LMA Supreme 群で有意に低かった(24.9±5.3 cmH2O vs 28.4±5.8 cmH2O、P<0.01)。初回試技での成功率と LMA の易挿入性分類は、Supreme 群の方が高かった。挿入時間は ProSeal 群に比べて Supreme 群の方が低かった(P<0.01)。ファイバー視野は ProSeal LMA の方が良好であった。血行動態および換気パラメータ、術後喉頭痛は両群で同等であった。

・LMA ProSeal の方が LMA Supreme よりも OLP が高かった。初回挿入試技の成功率と挿入の容易さは、LMA Supreme 群の方が優れており、挿入時間は、LMA Supreme 群の方が低かった。Supreme と ProSeal LMAは、両方とも腹腔鏡下胆嚢摘出術における陽圧換気に有効であった。

[!]:ProSeal というくらいで、シーリング性能が良好ということか。使い勝手は Supreme がこの上ないと。名前通りということだな。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

驚いた

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック