経大腿動脈大動脈弁移植術に際しての全身麻酔 vs 意識下鎮静法 :英国単施設での前後研究

General anaesthesia vs. conscious sedation for transfemoral aortic valve implantation: A single UK centre before-and-after study
Anaesthesia. 2016 Jun 29. doi: 10.1111/anae.13522. [Epub ahead of print]

・報告されたデータは、経大腿動脈経カテーテル大動脈弁留置術の 99% が、英国では、全身麻酔下で行われていることを示唆している。この前後研究は、この処置に際して全身麻酔 vs 意識下鎮静を比較した英国最初の比較である。

・全身麻酔を受けた患者は、気管挿管、陽圧換気、橈骨動脈、中心静脈路確保、導尿カテーテルを受けた。麻酔はプロポフォール又はセボフルランで維持した。意識下鎮静を受けた患者は、侵襲的モニタリングや導尿カテーテルは行わず、腸骨筋膜と腸骨鼡径神経ブロックと低用量レミフェンタニル注入を受けた。研究への参加募集は 2012 年 8 月から 2015 年 7 月に行われ、2013 年 11 月かr 2014 年 6 月までの期間は 6 ヶ月間の移行期間であった。

・合計 88 人の患者が均等に 2 群に分けられ分析された。意識下鎮静を受けた患者の方が、麻酔時間(平均値(SD)121(28)分 vs 145(41)分、P<0.001)、回復室時間(110(50)分 vs 155(48)分、p=0.001)が短く、強心剤の必要量が少なく(4.6% vs 81.8%、OR(95%CI) 0.1(0.002-0.050)、P<0.001)、悪性不整脈(0%の発生率が低かった(0% vs 11.4%、P=0.020)。

・意識下鎮静は、この手術に際しての全身麻酔に代替可能な方法とであるようで、強心剤投与の必要性が少なく、効率性の向上と関係付けらる。

[!]:大動脈ステントグラフトもそうだけど、手術侵襲が少ないから、動脈ラインとプロポフォール+ラリマ・フェンタくらいでいいんじゃないかな。

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