周術期疼痛管理のための非ステロイド性抗炎症薬の持続注入

Continuous Infusion Nonsteroidal Anti-Inflammatory Drugs for Perioperative Pain Management.
J Pharm Pract. 2016 Aug 31. pii: 0897190016665539. [Epub ahead of print]

・手術患者集団における疼痛管理のための代替様式として非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)の持続注入(CI)の使用を検討する。

・1964 年から 2016 年 2 月まで、以下の検索用語を単独あるいは組み合わせて、PubMed と MEDLINE の検索を実施した:持続、注入、非ステロイド性抗炎症薬、ジクロフェナク、イブプロフェン、インドメタシン、ケトプロフェン、ケトロラク、手術。手術痛のための静脈内または筋肉内への NSAID の CI を評価した、前向きと後ろ向き、成人と小児の全て英語の研究を、本レビューに含めるために評価した。

・NSAID の CI を評価した 24 件の前向きと後ろ向き公開文献が同定された:腹部手術で 12 件、整形手術で 7 件、小児手術 5 件。使用された具体的な NSAID の CI には、ジクロフェナク、インドメタシン、ケトプロフェン、ケトロラクが含まれた。ほとんどの研究は、NSAID の CI を、プラセボまたは別の鎮痛剤を比較して、疼痛管理、補助的オピオイド使用、関連する有害作用を評価していた。これらの手術集団では、NSAID の CIは、適切な疼痛管理を提供するばかりか、オピオイド消費量を減少させた。長期的悪影響はほとんど集まらなかった一方で、CI NSAID 群では、悪心と鎮静の減少がしばしば見られた。

・腹部、整形外科、小児外科手術患者集団では、NSAID の CI は、周術期疼痛管理のための実行可能な代替手段として妥当である。

[!]:日本では静注で使用できる NSAID はフルルビプロフェンしかないが、外国では、いろいろな NSAID が静注や筋注で使用できるんだな~。確かに、経口投与できな周術期に、静脈内持続投与できれば良いよね。

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