制御可能なコストについての医師への教育は、有意に腹腔鏡下子宮摘出術のコストを削減する

Physician Education on Controllable Costs Significantly Reduces Cost of Laparoscopic Hysterectomy.
J Minim Invasive Gynecol. 2016 Oct 22. pii: S1553-4650(16)31128-1. doi: 10.1016/j.jmig.2016.10.003. [Epub ahead of print]

・研究目的は、腹腔鏡下子宮摘出術(LH)に際しての費用データを提供することにより、調整可能な器具使用コストに関して外科医を教育することは、この手術コストを削減するかどうかを調査することであった。

・大学付属の地域病院での前向きコホート研究である。2014 年 4 月から 2015 年 3 月までに、その期間中に少なくとも 10 例の LH を実施した外科医による LH を受けた患者群と、同じ外科医たちによって 2015 年 7 月から 2015 年 9 月に LH を受けた第 2 群の患者を対象とした。LH のコストは、2014 年 4 月から 2015 年 3 月までに 10 例以上の LH を実施した全ての外科医で、LH の費用を計算した。項目別費用データが収集された。個々の費用だけでなく、データの概要は、費用削減可能なの領域を際立たせるためにすべて医師で共有された。その後、教育的介入後、 3 ヶ月間、医師のコスト教育の影響を評価するために測定した。

・選択基準を満たす 13 人の外科医が確認された。彼らは、 271 件の子宮摘出術を実施し、器具使用の平均費用は、1539.47 ドル(± 294.16 ドル)で、平均手術室使用時間は、178±26 分であった。バイポーラ機器の選択は、ベースライン・コストの 37% を占め、次いでトロカールの 10%、カフ閉鎖器の 9%、子宮マニピュレータの 8% であった。同じ外科医群は、2015 年第 3 四半期の経過追跡期間 3ヵ月間に合計 69 例の子宮摘出術を実施し、平均コストは 1282.62 ドル(± 235.03ドル)、平均手術室使用時間は、163±50 分であった。256.85(± 190.69 ドル)の統計的に有意なコスト削減があった(P=0.022)が、手術室使用時間に有意な変化はなかった。バイポーラ機器のコストは、130.02 ドル(± 125.02 ドル)だけ有意に減少(P=0.021)し、これはコスト削減の 51% を占めた。トロカール、カフ
閉鎖器と子宮マニピュレータは、平均してコスト削減の有意な要素を示すものではなかったが、個別に見ると一部の外科医ではコスト削減の要因を占めた。

・当該施設で使用できる製品について十分な教育があれば、術者は、直接コスト削減につながる腹腔鏡下子宮摘出術のコストに影響を与える、器具使用の選択について情報に基づいた意思決定を行うことができる。

[!]:「あるから使う」ではなく、その使用が本当に費用効果比が適切かどうかも考えて、医療材料を選ぶ必要があるのでは。

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