2008 年から 2012 年までの米国における冠動脈バイパス術の院内転帰と合併症

In-Hospital Outcomes and Complications of Coronary Artery Bypass Grafting in the United States Between 2008 and 2012.
J Cardiothorac Vasc Anesth. 2016 Aug 10. pii: S1053-0770(16)30344-5. doi: 10.1053/j.jvca.2016.08.008. [Epub ahead of print]

・研究の目的は、米国における冠動脈バイパス術(CABG)を受けた患者の院内合併症の頻度と予測因子を調査することであった。

・米国での後ろ向きの全国データベース分析である。CABG 手術を受けた 1910,236 人の患者の加重サンプルを、2008 年から 2012 年までの全国入院患者サンプルから同定した。

・CABG 手術件数は、2008 年の 436,275 件から 2012 年の 339,749 件へと減少した。Dyo 併存疾患指数は 2008 年から 2012 年にかけて着実に増加した。院内死亡率は 2008 年の 2.7% から 2012年 の 2.2% に減少した(p<0.001)。最もよくある院内合併症は、術後出血(30.4%)、心臓(11.34%)、呼吸器合併症(2.3%)であった。5 年間で、院内の心臓、呼吸器、感染性合併症の割合は減少したが(p<0.001)、術後出血率は 2008 年と比較して 2012 年に 35.8% の相対的増加を示した。

・米国では CABG 手術の年間件数は減少している。併存疾患の負担が増えている一方で、死亡率や院内合併症の発生率が改善している。術後出血率が増加していることから、この患者集団における出血のリスクを改善するための戦略を立てる必要がある。

[!]:たった 5年で有病率がそれほど変わるとは思えないので、CABG が減っているということは、PCI で対処できる症例範囲が広がってきているということなのかな?

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