ETT と LMA カフ圧の術中管理:麻酔科医の知識、態度および現行診療の調査

Intraoperative management of ETT and LMA cuff pressures: a survey of anaesthetists’ knowledge, attitude and current practice
South Afr J Anaesth Analg: ISSN (Print): 2220-1181, ISSN (Web): 2220-1173

・気管チューブとラリンジアルマスクは、麻酔中に日常的に使用されている。カフの不適切な膨張は、術後の気道合併症を引き起こすが、圧を制限することによって咽頭喉頭合併症の発生率が低下することが示されている。カフ圧の主観的測定は、実際の圧との相関が低いが、客観的なカフ圧計の使用は日常的に行われていない。本研究の目的は、カフュール・ナタール大学(UKZN)の麻酔学救急医療部門における、麻酔科医の知識と態度、ならびに、カフ膨張の現在の臨床診療を調査することであった。

・これは記述的観察研究であり、UKZN 麻酔救急医療部門で診療している麻酔科医から得た匿名の自己調査アンケートを使用してデータを収集した。

・合計 160 人の麻酔科医が参加した。最小閉鎖容量試験(38.8%)とパイロットバルーン触診法(36.3%)が最も一般的に用いられていた。ほとんどの参加者は、ETT(84.8%)と LMA(56.1%)のカフ圧を正確に測定することは重要であり、カフ圧計を使用することが必須(76%)であると感じていた。それを日常的に使用しない理由には、圧力計が容易に利用できないことが含まれた。知識と教育のギャップも明らかになった。

・質保証の重要性はますます高まっている。施術者間の臨床診療は大きく異なっており、日常的な術中管理でカフ圧計を使用することの有益性と有効性が証明されているにもかかわらず、それを省略することだけが一貫していた。著者らは、カフ圧計の日常的な術中使用を強化するための推奨を提案する。

[!]:カフ圧の適切な管理は、麻酔科医にとっては必須の義務だ。一つの問題は、カフ圧計がけっこう高額なことだろう。最低でも 20000 円くらいする。
デジタルカフ圧計 SPM15

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