食道胃十二指腸内視鏡プローベ挿入が全身麻酔下の小児の気道器具カフ内圧に及ぼす影響

・食道食道鏡検査(EGD)プローベのサイズと小児の気道圧縮性を考慮すると、EGD プローベは気道器具カフ圧(IP)を上昇させる可能性がある。本研究では、全身麻酔下の小児患者で EGD 検査中の IP 変化を評価した。

・麻酔導入後、ラリンジアルマスク(LMA)か、または気管チューブ(ETT)を筋弛緩なしで留置した。IP は、ベースライン、EGD プローブ挿入中、EGD プローブ留置中、プローブ抜去後に測定された。

・研究コホートには 10??1 人の患者(平均年齢 11.3 歳)が含まれた。88 人と 13 人の患者で、それぞれ LMA と ETT で気道を確保した。IP はベースラインの 27±15cmH2O から、プローベが挿入中の 34±17cmH2O に増加し(p<0.001)、プローベ留置中は 33±16cmH2O に維持され、プローベ抜去後に 26±14cmH2O に減少した。LMA や ETT の IP は EGD プローベの挿入中に増加し、プローブが留置されている間は上昇したままであった。

・高い IP は、LMA を使用した場合には粘膜灌流を障害して咽頭痛を引き起こす可能性があり、ETT が使用される場合には気道損傷をきたす可能性がある。EGD 挿入後、カフからの脱気や IP の調節を考慮する必要がある。

[!]:プローベ挿入中は、やはりカフ圧は上昇したままになるんだな。そりゃそうだな、限られた間隙を、通常はない別の物が占拠するんだから。

【出典】
The effect of esophagogastroduodenoscopy probe insertion on the intracuff pressure of airway devices in children during general anesthesia.
J Anesth. 2016 Dec 21. doi: 10.1007/s00540-016-2297-8. [Epub ahead of print]

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック