■臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題■ 2017-01-20




【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (n____) (s____) : 鼻噴霧

(2) (b_____) (s______) : バイパス術/短絡術

(3) (u____) (r__________) (i________) : 上気道感染

(4) (e___________) : 喉頭蓋炎

(5) (___________s) : 血液透析


[解答]
(1)nasal spray(2)bypass surgery
(3)upper respiratory infection(4)epiglottitis
(5)hemodialysis


[出典] 麻酔科学用語集 第3版




【問題2】(輸血) 次の凝固因子のうち、正常止血のために必要な活性レベルがもっとも高いのはどれか?
1) von Wilebrand因子
3) 第 V 因子
5) 第 II 因子
2) 第 VII 因子
4) 第 I 因子


[解説] 正常の止血のためには、第 VIII 因子、第 IX 因子、von Wilebrand因子は正常の30~40%程度の活性が必要であるが、他の因子は正常の20%程度の活性が存在していれば十分である。第 VIII 因子は内因性凝固経路に関係し、第 V 因子は共通経路に関係する。したがって、PT、aPTTともに延長している場合には、これらの凝固因子不足が疑われる。


[正解] 1 [出典] LiSA Vol3-No1-p30(1996)



【問題3】(局所麻酔薬) コカインで誤りはどれか?

ア:粘膜塗布で麻酔効果がある。

イ:コリンエステラーゼで分解される。

ウ:局所の血管を拡張させる。

エ:コカイン中毒では冠血管攣縮を生じる。

オ:コカイン中毒では肺水腫を生じる。


[解説] 10%溶液の粘膜塗布で、2分で麻酔効果発現、60分持続する。人ではコカインの加水分解上、血漿コリンエステラーゼが主役を演じる。末梢血管収縮作用があるので、耳鼻科では鼻粘膜のうっ血を取るためにかつては大いに利用されたが、虚血→鼻中隔穿孔のおそれもある。交感神経刺激→頻脈、心筋収縮性増加、血管収縮→心筋仕事負荷増加、冠動脈閉塞・攣縮のため酸素供給を減らし、心筋虚血や心筋梗塞に発展することもある。コカイン乱用者ではクラック静注に二次的な肺合併症が米国では増えてきている。緊急状態では吸引性肺炎および気胸が見られている。炎症、発熱、低酸素血症、肺胞浸潤、および肺水腫を特徴とする急性肺症侯群も報告されている。


[正解] (ウ) [出典] 第35回麻酔指導医認定筆記試験:A5




【問題4】(心臓・血管) 中心静脈圧が低値(<5cmH2O)の原因として考えにくいものはどれか?
1) 持続陽圧呼吸
3) ショック、脱水
5) 降圧剤投与
2) 循環血液量不足
4) 血管拡張


[解説] 中心静脈圧が上昇する原因としては、心不全、輸液・輸血過剰、昇圧剤投与、持続陽圧呼吸などがある。一方低下する原因としては、循環血液量不足、ショック、脱水、血管拡張、降圧剤投与などがある。


[正解] 1 [出典]

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