腹腔鏡下肥満症手術で中等度ロクロニウム筋弛緩の拮抗に理想体重に基づく 3 用量のブリディオン

・大部分の著者と文献は、スガマデクス用量は脂肪含量を考慮せずに RBW に従って計算するよう推奨している。著者らの目的は、腹腔鏡下肥満症手術で、中程度のロクロニウム誘発性筋弛緩の拮抗に際して、理想体重を基にして計算した 1.5、2、4mg/kg 用量のスガマデクスの有効性と安全性を比較することであった。

・投与スガマデクス用量に従って、180 人の病的肥満患者を無作為に 3 群に分けた(TOF の T2 に達した後 IBW に基づいて):I 群:患者に 1.5mg/kg を投与した。II 群:患者に 2mg/kg を投与した。III 群:患者に 4mg/kg を投与した。スガマデクスと抜管時間の両方を記録した。

・スガマデクス時間は III 群と比較して、I 群と II 群で有意に長くなった(それぞれ P=0.000、0.005)。I 群Iと II 群間の差は有意ではなかった。抜管時間は 3 群間で有意差はなかった(P>0.05)。

・IBW に従って計算した 1.5mg/kg 用量のスガマデクスは、腹腔鏡下肥満症手術において中程度のロクロニウム誘発性筋弛緩を首尾よく拮抗させた。

[!]:大量に投与すればするほど、リクラリゼーションの危険性は減少するので、多くの著者らは実体重での拮抗を推奨するのだろうが、実際には、1.5mg/kg 理想体重で十分に拮抗できたと。

【出典】
Comparison of three different doses sugammadex based on ideal body weight for reversal of moderate rocuronium-induced neuromuscular blockade in laparoscopic bariatric surgery
Minerva Anestesiologica 2017 February;83(2):138-44

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