最適シーリングのための気管チューブカフ膨張法 4 種類の比較:無作為試験

・研究の目的は、カフ内圧の最適値と挿管関連合併症の有無に基づいて気管チューブカフ(ETTc)膨張の 4 種類の方法の同等適用性を評価することであった。

・二重盲式無作為化試験。亜酸素化窒素を含まない全身麻酔を受ける予定の成人手術患者 139 名を、ETTc 膨張に使用した方法に従って、4 群のうちの 1 群に割り当てた。各方法で適用されたカフ圧と空気量、喉頭気管内合併症が記録された。

・ETTc の最高値と最低値、空気量の値をそれぞれ触診法と最小リーク法群で記録した。喉頭気管内愁訴は、触診法で最大で、最小閉塞量と最小リーク法で最小であった。

・カフ圧計が容易に利用できない場合には、効果的な ETTc シーリングと挿管関連合併症の発生率が少ない点で、シリンジへのエア逆流法が、魅力的で、簡単に実施できる代替法として浮上している。

[!]:これも当ブログで紹介している「10mL シリンジ法」だろう。カフにちょっと大目に空気を入れて、プランジが戻ってきて静止したところで接続を外す。抄録だけなので詳細は不明だが、シリンジのサイズとメーカーによって設定される圧は異なる。

【出典】
Benchmarking the Applicability of Four Methods of Endotracheal Tube Cuff Inflation for Optimal Sealing: A Randomized Trial
Journal of PeriAnesthesia Nursing Published online: March 18, 2017

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気管チューブのカフ圧設定法(10mL シリンジ法)の動画を YouTube にアップしたぞ!

超簡単な気管チューブのカフ圧設定法「10mL シリンジ法」の英語版を YouTube にアップした

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