カフ圧計なしで、成人ラリンジアルマスククラシックの安全使用のための 2 種類のカフ膨脹法

・本単施設前向き無作為化二重盲式並行群比較試験は、成人サイズのラリンジアルマスク(LMA)クラシック(ラリンジアルマスク社、ヘンリーオンマスク社、テムズ、英国)は、最大注入量の半分を使用して膨張させるか、器具挿入前の静止容積とした場合に、カフの過膨張を考慮することなく、安全に使用できるかどうかを確認するために実施された。

・LMA クラシックを使用して全身麻酔を行う予定の年齢 20 歳から 70 歳の 80 人の患者を含めた。半量注入群では、挿入前に最大注入量の半分で、または静止容積群では、大気圧と等しくなるようにパイロットバルーン弁を解放することによって生じた静止容積で部分的に充填された。LMA 挿入後に、挿入、カフ圧、気道リーク圧、リーク容積/割合に関するいくつかのパラメータを収集した。

・部分的に膨張させたカフを有する LMA クラシックは、登録された全ての患者にうまく挿入された。両群は、初回挿入試技で 95% の同じ成功率を示した。半量注入群の方が、静止容積群と比較して、平均カフ内圧が低かった(54.5±16.1cmH2O vs 61.8±16.1cmH2O、P= 0.047)。人工呼吸下で両群間の気道リーク圧またはリーク容積/割合に差はなかった。

・成人サイズの LMA クラシックでは、推奨される最大注入量の半分か、または静止容積を使用して部分的に膨張させたカフ注入法は妥当であり、その結果、挿入成功率が高くなり、適切な範囲のカフ内圧が得られる。

[!]:この方法では、両群ともにカフ圧は高くなりすぎる症例がかなり多くなるので、結論の「適切な範囲のカフ内圧が得られる」というのはちょっと言い過ぎだな。
【 シリンジの内筒を抜いて接続して大気圧に開放 】
画像

【出典】
Comparison of 2 cuff inflation methods of laryngeal mask airway Classic for safe use without cuff manometer in adults.
Am J Emerg Med. 2014 Mar;32(3):237-42. doi: 10.1016/j.ajem.2013.11.029. Epub 2013 Nov 21.

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