カフ圧計なしで小児ラリンジアルマスク挿入前の安全な使用のための 2 種類のカフ膨張法の比較

・本前向き無作為化試験は、小児 LMA のカフを推奨最大膨張量の半分か、または静止容積で膨らませたときに、異常に高いカフ圧の心配なしに小児ラリンジアルマスク(LMA)を使用できるかどうかを確認するために実施された。

・年齢 0 歳から 9 歳までの 80 人の小児で、全身麻酔を予定された体重 5~30 kg の小児が含まれた。挿入前に、LMA のカフは、半量群では、最大推奨膨張量の半分で、静止容積群ではパイロットバルーン弁を大気圧に開放することによる静止容積で充填した。LMA 挿入後、カフ圧、口腔咽頭リーク圧、リーク量を調べた。

・半量群の方が、静止容積群よりも平均カフ圧が低かった(49.6±12.1cm H2O vs 58.1±13.8cmH2O、P=0.005)。半量群と静止容積群間の口腔咽頭リーク圧(22.1±5.8 vs 21.7±5.1 cm H2O、P=0.757)やリーク量(0.13±0.13 ml/kg vs 0.11±0.12 ml/kg、P=0.494)には差がなかった。

・挿入前の LMA カフ膨張の両法は、挿入後に介入することなく適切な咽頭シールを伴う許容範囲内のカフ圧を提供した。

[!]:静止容積群の 58.1±13.8cmH2O は、許容範囲内のカフ圧とは言えなくないか?
【 シリンジの内筒を抜いて接続して大気圧に開放 】
画像

【出典】
Comparison of 2 cuff inflation methods before insertion of laryngeal mask airway for safe use without cuff manometer in children
Am J Emerg Med. February 2013Volume 31, Issue 2, Pages 346?352

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