ライトワンドと標準示指ガイド手技間でのクラシックラリンジアルマスク挿入の比較

・研究の目的は、ライトワンド・ガイド下でのクラシック・ラリンジアルマスク(cLMA)のリアルタイム挿入手技の有効性を、標準的推奨示指ガイド挿入手技と比較することであった。

・大学付属病院前向き無作為化比較試験で、対象患者は、気道管理具として cLMA を使用して全身麻酔下に婦人科か、または整形外科の小手術を受ける 300 人の患者。患者は、無作為にライトワンド・ガイド患者群か、または標準群のいずれかに分けられた。cLMA 挿入後の cLMA 位置を調査するために、気管支ファイバー検査を用いた。cLMA 挿入の初回試技と合計の成功率、挿入所要時間、cLMA パイロットチューブ端から上顎切歯までの距離、気管支ファイバー視野、血液汚染、一回換気量、気道内圧、呼気終末 CO2、SpO2、非観血循環動態パラメータなどを比較した。

・cLMA は、標準群の 2 人の患者を除いて、3 回の試行で全て正常に挿入された。初回試行でのライトワンド・ガイド下挿入法の成功率は、標準挿入法よりも有意に高かった。ライトワンド・ガイド患者群の気管支ファイバー検査で評価した理想的視野の割合も標準群患者よりも有意に高かったが、初回成功試技で挿入所要時間は同様であった。ライトワンド・ガイド群における cLMA の血液汚染率は、標準群よりも有意に低かった。標準群の cLMA 挿入の深さは、ライトワンド・ガイド群よりも有意に深かった。呼気終末 CO2、SpO2、気道内圧、血行動態変数には有意差はなかった。

・ライトワンド・ガイド cLMA 挿入手技は、標準示指ガイド cLMA 挿入手技よりも、正確な cLMA 留置のより客観的な指標を提供し、初回試技での成功率が高く、良好な喉頭視野で、口腔咽頭や食道組織への損傷が少なくできる。

[!]:ラリマの適正位置の評価にライトワンドが使用できるのか、へ~なるほど!。標準挿入法では、ライトワンド挿入法よりも深くなりすぎる傾向があるのか。
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【出典】
A comparison of classic laryngeal mask airway insertion between lightwand- and standard index finger-guided techniques.
J Clin Anesth. 2016 Sep;33:309-14. doi: 10.1016/j.jclinane.2016.04.032. Epub 2016 May 18.

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