歯科手術患者でのラリンジアルマスク・フレキシブル挿入法 2 種を比較

・ラリンジアルマスク Flexible(LMA Flexible)は、歯科、眼科、耳鼻咽喉科関連手術に広く利用されている。著者らの研究は、日帰り歯科手術を受ける患者に LMA Flexible を挿入する2つの異なる手技を評価している。

・喉頭鏡ガイド下(n=54)または、示指操作(標準法、n=54)という LMA Flexible 挿入法に基づいて、118 人の患者を無作為に 2 群に分けた。麻酔導入前に患者と気道の特徴を記録した。主要評価項目は、初回挿入での成功率であった。他の評価項目には、ファイバーによるラリンジアルマスク留置の評価、血行動態変化、術中の気道調節の必要性、咽喉頭痛が含まれた。

・初回試行での挿入成功率は、標準的法と比較して喉頭鏡補助法の方が高かった(96.3% vs 81.5%、それぞれ、p<0.05)。ファイバーでの評価は、前者の方が後者よりもラリンジアルマスク留置が良好であることが示された(59.3% vs 37%、p<0.05)。 2 群間に循環動態変化に関して有意差はなかった。咽頭痛は、標準的法(35.2% vs 16.7%、p<0.05)の方がよく見られた。

・著者らの研究は、歯科手術に際して LMA Flexible の挿入をガイドするための喉頭鏡の使用は、手指操作による標準法と比較して、優れた選択肢であることを示唆している。

[!]:ラリマ・フレキシブルは、導管部にコシがないので、示指操作法では難しく、喉頭鏡を使用した方が簡単なようだ。
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【出典】
A randomised controlled trial comparing two insertion techniques for the Laryngeal Mask Airway Flexible? in patients undergoing dental surgery
Anaesthesia Volume 67, Issue 9 Volume 67, Issue 9 Pages 986?990

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