短時間手術時の低用量ロクロニウム+ネオスチグミン vs 高用量ロクロニウム+スガマデクスによる拮抗

・いくつかの短時間手術では深い筋弛緩を必要とし、手術終了時に拮抗する必要がある。

・待機的ラリンゴマイクロ手術を受けた 44 人の患者を、2 群に無作為に割り当てた:ロクロニウム 0.45mg/kg をネオスチグミン(50μg./kg、+グリコピロレート 10μg./kg)で拮抗する群(中等度ブロック群) vs ロクロニウム 0.90mg/kg をスガマデクス(4mg./kg)で拮抗する群(深ブロック群)。主要評価項目は、喉頭鏡検査中の挿管条件であり、副次評価項目には、筋弛緩の回復、気管挿管の条件、外科医が評価した満足度スコア、筋弛緩の発現、術後の咽喉頭痛を含めた。

・(深ブロック群の方が)筋弛緩の発現が速く、挿管条件、術中の喉頭鏡検査の容易さが良好で、中等度ブロック群は、深ブロック群に比較して、満足度スコアが低かった。;術後の喉頭痛の発生頻度には差が認められ中田。

・ラリンゴマイクロ手術では、ロクロニウム 0.9mg/kg と拮抗にスガマデクスを使用した方が、術野条件が良好で、ロクロニウム 0.45mg/kg+ネオスチグミンよりも回復時間が短かった。

[!]:う~~ん、どうなんだろ? ロクロニウム 0.90mg/kg も使ったら、スガマデクスを使用してもよい基準 PTC 1-2 が出るのに相当な時間がかかるんじゃないのかな? それに体重 50kg 以上の人だとスガマデクスのコストがかかりすぎるよ。
画像

【出典】
Comparison of reversal with neostigmine of low-dose rocuronium vs. reversal with sugammadex of high-dose rocuronium for a short procedure.
Anaesthesia. 2017 May 11. doi: 10.1111/anae.13894. [Epub ahead of print]

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