脊椎麻酔下の帝王切開分娩後の疼痛と合併症に及ぼすケトーフォルの効果:無作為化二重盲式臨床試験

ケタミン4.png・帝王切開後の女性の苦痛は授乳を妨げる可能性がある。本研究の目的は、脊椎麻酔下帝王切開分娩後の疼痛と合併症に及ぼすケトフォール(ケタミン/プロポフォール併用)の効果を評価することであった。

・本無作為化二重盲式臨床試験では、脊椎麻酔下で待機的帝王切開分娩を予定しされた 92 人の患者が含まれた。単純無作為抽出法法を用いて、ケタミン(0.25mg/kg)、プロポフォール(0.25mg/kg)、ケトフォール(ケタミン25mg +プロポフォール25mg)、プラセボ(生食)の 4 群に被験者を分けた。薬物は、臍帯遮断直後に静脈内投与した。視覚アナログスケール(VAS)を用いて痛みの強度を判定した。震え、嘔気、嘔吐などの手術後合併症と授乳開始が記録された。

・ケトフォール群の方が、疼痛の平均スコア、モルヒネ消費量、授乳時間は、様々な間隔で他群より有意に低かった(p<0.05、p<0.001)。ケトフォール群では、震え、嘔気、嘔吐、尿閉、掻痒の頻度は他群より有意に低かった(p<0.001、p<0.05)。

・帝王切開分娩後の疼痛と合併症を軽減するケトフォールの効果的な役割は、これらの患者で、安全で、かつ代替使用可能な薬剤と考えられることを示した。

[!]:ケトフォールって商品があるのだろうか、それとも、ケタミンとプロポフォールを混ぜて併用することを指してケトフォールって呼ぶのかな?
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【出典】
Effect of Ketofol on Pain and Complication after Caesarean Delivery under Spinal Anaesthesia: A Randomized Double-blind Clinical Trial.
J Clin Diagn Res. 2017 Mar;11(3):UC04-UC07. doi: 10.7860/JCDR/2017/21437.9434. Epub 2017 Mar 1.

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