肥満患者における外傷後の心血管および呼吸器合併症の有病率

・肥満は、手術後に心血管および呼吸器合併症のリスクが増大することはを一般に認められている。しかし、外傷の場合には、肥満が合併症のリスクを増加させるかどうかという点に関しては異なる知見がある。

・本研究の目的は、肥満患者が外傷後に心臓および呼吸器合併症のリスクが増大するかどうかを特定することであった。

・275393 人の患者の後ろ向き分析が、2012 年の全国外傷データバンクを用いて実施された。心臓または呼吸器合併症をきたす確率を調査するために、階層的回帰モデル化を行った。

・肥満の患者は、肥満のない患者と比較して、心臓および呼吸器合併症のリスクが有意に高かった[OR:1.81; CI:1.72-1.91]。肥満患者の心臓血管および呼吸器合併症の罹患率は、非肥満患者の 5.2% と比較して 12.6% であった。

・肥満は、外傷後の心血管および呼吸器合併症のリスク上昇を予測するものである。

[!]:肥満は鎧を着て生活しているようなものだから、ある面では常に心肺負荷を抱えている。やはり合併症は多くなるのかな。でも持久力はあるのかもしれない。

【出典】
Prevalence of cardiovascular and respiratory complications following trauma in patients with obesity.
Heart Lung. 2017 Jun 22. pii: S0147-9563(16)30367-3. doi: 10.1016/j.hrtlng.2017.05.010. [Epub ahead of print]

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