術後咽頭痛の発生率と重症度:グライドスコープとマッキントッシュ喉頭鏡の無作為比較

・術後咽頭痛(POST)は、全身麻酔中の気管挿管(ET)後のよく見られる問題である。目的は、グライドスコープ(GL)とマッキントッシュ喉頭鏡(MCL)による日常的挿管時の POST の発生率と重症度を比較することであった。

・気管挿管を必要とする GA 下に待機的手術を受ける予定の、ASA I/II の 140 人の成人患者を本前向き無作為試験に登録し、無作為に 2 群、GL 群と MCL 群に分けた。POST の発生率と重症度は、手術後 0 時間、6 時間、12 時間、24 時間後に評価した。

・POST の発生率は 0 時間で(n=41 vs n=22、P=0.001)、また手術後 6 時間でも(n=37 vs n=23、P=0.017)、 GL 群よりも MCL 群の方が多かった。POST の重症度は、MCL 群の方が手術後0、6、12 時間で高かった(それぞれ P<0.001、P=0.001、P=0.004)。

・気管チューブ留置に際して GL のルーチン使用は、MCL と比較して POST の発生率と重症度を低下させる。

[!]:ビデオ喉頭鏡の方がブレードによる舌根部への圧迫が少なく、頸椎への負担も軽くなるからな。

【出典】
Incidence and severity of postoperative sore throat: a randomized comparison of Glidescope with Macintosh laryngoscope
BMC Anesthesiology Published: 12 September 2017

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